「愛犬を看取れなかった…」悔やむ相談者に、江原啓之が喝!
スピリチュアリストの江原啓之が、現代社会でさまざまな悩みに直面している人たちに温かい“ことば”を届けるTOKYO FMの番組「Dr.Recella presents江原啓之 おと語り」。今回は、愛犬を看取れなかった……と悔やむ相談者からのメッセージを紹介。江原が“ことば”を届けました。


江原啓之



◆友達と出かけたその夜に…
「先日、飼っていた愛犬をガンで亡くしました。17歳でした。年齢の割に見た目も若々しく、いつも元気に飛び回っていて、我が子のように可愛がっていました。

それが、去年ガンが見つかり、手術を2回もしました。それでもガンに立ち向かって闘っていた我が子。懸命に病と闘いながら、私も一生懸命フォローしながら日々過ごしていました。いずれ来るお別れの日まで責任をもって、悔いのないようにお世話しよう、そう思っていたのに、最後の最後の日、私は前々から友達と出かける約束をしていたので、出かけてしまったのです。

家には家族がいたので“私の代わりによく見ていてね”と声をかけて出かけたら、その夜、息を引き取りました。私が帰宅する30分前くらいだったそうです。どうしてその日に自分優先で出かけてしまったのか、最後の最後にそばにいられなかったことや、自分の情けなさに涙が止まりませんでした。最後まで頑張っていた愛犬の姿を思うと、辛くて悔やんでも悔やみきれません。

家を出るときに、私のほうをジッと見つめていたその姿が忘れられません。愛犬が亡くなるとき、亡くなった今、何を考え、何を思っているのか。最後にそばにいなかった私のことなど、何でもいいのでお聞かせいただければ幸いです」

◆江原からの“ことば”
「私はこういう人は苦手だな。なぜかというと“自己憐憫”だから。この子のことを想って言っているのではなく、看取れなかった自分や“自分、可哀想”ばかり。それについて“何でもいいのでお聞かせいただければ”という感じだから苦手。

人間も同じだけれど、看取ってもらったら、かえってあなたが悲しみにくれてしまうと思って、サッと逝ってしまおうということもあったのかもしれない。人間でも“最期看取れませんでした。ちょっと家に帰っている間に……”ということがあるが、あれはオイオイと泣かれて、すがられたくない人。

私がもし、亡くなる立場であれば1人でいる隙を狙って去っていきたい。けれど、犬でも“僕、逝くから見て……”という子もいる。

私の犬の場合は、私は普段あちこちにいて忙しくしているけれど、たまたまそのとき、家にいた。私は『ペットはあなたのスピリチュアル・パートナー』(中央公論新社)という本を出しています。そこにも書いていますが、亡くなったときに、おもちゃでもなんでも置いてはいけません。ぜひ読んでみてください。

大変失礼なことを言いましたが、私の優先は亡くなった人・動物なのです。残された人よりも亡くなっていく方が、一番伝えたいことが多いはずなんです。“感謝”が大切。“悔やむ”という感情でいられると“あの楽しい日々はなんだったのか”と思ってしまう。

だから“ありがとう”“あなたに出会えて良かった”“向こうでまた会おうね”という言葉のほうが、どれだけ善き言霊かということなのです」

◆江原啓之 今夜の格言
「すべての闘いから解き放たれると、人は優しくなります」
「過ぎ去ったすべての人が思うこと。それは、ありがとう」

番組では、江原に相談に乗って欲しい悩みや感想、メッセージを募集しています。こちらにどしどしお寄せください。

【番組概要】
番組名:Dr.Recella presents 江原啓之 おと語り
放送日時:TOKYO FM/FM OH! 毎週日曜 22:00~22:25
エフエム山陰 毎週土曜 12:30~12:55
パーソナリティ:江原啓之
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/oto/