箕輪厚介、高須光聖ら“名の知れた裏方”に憧れた高校時代
恵俊彰がパーソナリティをつとめ、あらゆるジャンルの“挑戦者”を迎えてお届けするTOKYO FMの番組「東京海上日動 Challenge Stories~人生は、挑戦であふれている」。4月27日(土)の放送には、編集者の箕輪厚介さんが登場しました。


恵俊彰、箕輪厚介さん



◆読者以上に影響を受ける編集者

恵:箕輪さんは幻冬舎の編集者で、現在33歳。編集者を志されたのはいつごろからですか?

箕輪:だいたい、高校のころから。それこそラジオの放送作家さんやバラエティ番組のプロデューサーさん、編集者……何かおもしろいことをやる裏方がいいなと。高須光聖さん、鈴木おさむさん、秋元康さんみたいに、裏方だけど名前が知れている人に憧れてた部分はありますね。ラジオでハガキが読まれたこともあったので、文章を書いたり企画を考えたりして生活できたら楽しそうだなって。

恵:なるほど。編集者ってどういう仕事なんですか?

箕輪:基本的には、書き手が書きたいもの、表現したいものを文章に落とし込むのを手伝い、1冊の本にし、それをどう世に届けるか――今だとSNSのプロモーションを含め、プロデューサーのようなことも全部やります。すでに文章をうまく書ける人であれば「文章は勝手に書いてください」と伝えるんですけど、ホリエモンみたいに自分で書かないような人は、こっちでガーッ!と書くくらいのところから。

恵:企画は編集者が?

箕輪:両方あります。ホリエモンの「多動力」は、そのタイトルで本を書いてほしいと思ったので自分発です。逆に、著者の人から「本を出したいんだけど」と相談を受けることも。

恵:装丁も含めて?

箕輪:全部です。装丁は、なんとなく方向性や売れる道筋が見えてから、表紙のイメージを作ったり、帯の文章を考えたり。そこからプロモーションに向けて一気に加速させていく感じですね。

恵:「多動力」をはじめ、前田裕二さんの「人生の勝算」、落合陽一さんの「日本再興戦略」なども編集されていますが、ことごとくベストセラーなんですよね。箕輪さんみたいな人はこれまでもいたんですか?

箕輪:社長の見城(徹/角川書店を退社後、1993年に幻冬舎を設立。五木寛之をはじめとする人気作家の本を次々と出版し、数々のベストセラーを世に送り出した)さんとか。自分の名を轟かせながら大物を口説き、独特のプロモーションをして、ヒットを作ってきたということは、見城さんがやってきたことですよね。

恵:箕輪さんは、2018年夏には著書「死ぬこと以外かすり傷」も出されましたけど、編集者でありながらなぜ本を書こうと?

箕輪:単純にオファーがきて。こうやったら売れる、こういうものが求められてるということはわかるんで、自分の著書だったらスピーディーに出せるなと。

恵:帯のコメントは堀江貴文さんと落合陽一さん。堀江さんは「箕輪くんは今一番速い。1週間単位で成長している」と。やっぱり、こういう方々からパワーをもらったりしますか?

箕輪:編集者は読者よりも、その本に影響を受ける人だと思います。僕がこの短期間で成長したとするならば、編集させていただいた本の著者のメッセージや生き方を、自分に染み込ませてもらってるからですね。彼らの影響は本当に強いです。

◆全国1,000人の営業マン

恵:オンラインサロンも主宰しているんですよね。

箕輪:「箕輪編集室」といって、今1,000人くらいいますね。

恵:これはどういうねらいですか?

箕輪:最初は本当に手が足りなくて。でも、僕の裁量ではバイトを雇えないんです。だから勝手にアシスタントを雇っちゃおうと。Twitterで募集したら30人くらいからメールがきたので「これ、いけるな」と思って、オンラインサロンに。月5,000円で、僕が編集を教えて、僕の仕事も一緒にやりましょうと。僕が毎月1冊本を出して、ほとんどヒットして、本業以外のこともこんなにやっていけるのは、その1,000人の力がかなり大きいです。

恵:その1,000人と会ったことは?

箕輪:しょっちゅう会いますね。

恵:会うんですか!?

箕輪:普段はネット(上のやりとり)ですけど、全国各地にいるので、地方に行ったときは空港まで車で迎えに来てくれたり、各地の本屋さんに営業してくれたり。大手出版社でも、地方だと、1人の営業が月1回出張するくらい。こっちは全国に1,000人いるので、「この本を売りたいんだけど」って言ったら、とんでもない棚が展開されるんですよ。

恵:現場力ですね。

箕輪:やっぱり会社だとお金をもらっちゃってるんで、なんかこの会社合わないなとか、仕事つまんないなとか、同僚むかつくなと思っても、養う家族がいたり、家のローンがあったりすると辞めないじゃないですか。

恵:辞められないですよね。

箕輪:でも、オンラインサロンの場合、嫌だなと思ったらお金を払わなくなって辞めるんです。だから、メンバーのモチベーションが高くて、空気が澱まない。やりたくないけど“当たる”からという理由でやっていると、だいたいどこかで息切れするけれど、「儲かんなくてもいいからやりたいことやろう」ってやると、逆に太く当たるんですよね。

◆ロシアでスカウトした“狂介”

恵:4月17日(水)にはCD「箕輪厚介 presents 死ぬこと以外かすり傷」が出ましたね。新人アーティスト「箕輪★狂介」さんが歌った楽曲も収録されております。2018年12月、箕輪さんがロシアのカムチャッカ滞在中に、偶然にも出会った方だと(笑)。

箕輪:出会いましたね。声が良かったんで、「デビューすれば?」って(笑)。やると決めたらがんばるやつでした。

恵:狂介は、イベント(ミニライブ+CDジャケットサイン&フリートークメッセージ会)もやっていて。ちなみに今日もイベント終わりに来てもらって――あ、来てもらってはないけど(笑)。

箕輪:たぶんロシアに帰りましたね。

恵:いや、まだ帰ってないんじゃないかな。明日(放送翌日の4月28日[日])もイベントありますよ。

箕輪:大変だな、もう(笑)。



<番組概要>
番組名:東京海上日動 Challenge Stories~人生は、挑戦であふれている
放送日時:毎週土曜15:30~15:55
パーソナリティ:恵俊彰
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/challenge/