JR東海は23日、思い出に残る列車での旅行を提案する「Shupo(シュポ)」キャンペーンとして、今年の夏も信州(木曽路・伊那路・白馬)にスポットを当て、観光列車の特急「諏訪しなの号」の運行などを実施すると発表した。

  • 特急「諏訪しなの号」は383系6両編成で運行

特急「諏訪しなの号」は383系6両編成を使用し、全車指定席(一部グリーン席)の特急列車として名古屋~富士見間を走行。塩尻駅からJR東日本管内の中央本線(中央東線)に乗り入れる。運転日に合わせてJR東日本「駅からハイキング」とコラボした「さわやかウォーキング」が開催されるほか、乗車記念として乗車証明書とヘッドマークシール(原寸大)のプレゼントが用意される。

下りの運転日は9月21日。停車駅・時刻は名古屋駅7時27分発・千種駅7時36分発・多治見駅7時54分発・中津川駅8時20分発・木曽福島駅8時56分発・塩尻駅9時41分発・岡谷駅9時50分発・下諏訪駅10時1分発・上諏訪駅10時12分発・茅野駅10時18分発・富士見駅10時28分着となる。

上りの運転日は9月22日。停車駅・時刻は富士見駅14時2分発・茅野駅14時13分発・上諏訪駅14時19分発・下諏訪駅14時28分発・岡谷駅14時33分発・塩尻駅15時10分発・木曽福島駅15時40分発・中津川駅16時15分発・多治見駅16時42分発・千種駅17時4分発・名古屋駅17時14分着となる。

全車指定席の特急列車のため、乗車券の他に指定席特急券等が必要。指定席特急券などは乗車日1カ月前の午前10時から全国のJRのおもな駅で販売する。

今夏の「Shupo」キャンペーンではその他、御嶽山の開山を記念した木曽地域の旅行商品、南信州の秘境・見所を巡る旅行商品、涼しさを楽しめる白馬地域の旅行商品を用意。観光情報誌「Shupo」やWEBサイトによる情報発信、自治体とタイアップした観光ポスター・デジタルサイネージ掲出などで観光情報の発信も行う。