米Tableau Softwareは5月22日(現地時間)、データ分析プラットフォーム「Tableau」の新バージョンとして、位置データの分析を強化する新しいマッピング機能を搭載した「Tableau 2019.2」をリリースしたことを発表した。

新しい「Tableau 2019.2」では、バックグラウンドマッピングテクノロジーがMapboxとベクターマップでアップグレードされており、マップをパン、ズームイン、ズームアウトして地理空間データを探索する際に、より鮮明かつスムーズにマップを表示できるようになったという。

「暗い」「標準」「薄い」といった既定のマップスタイルがアップデートされたほか、ACSの人口統計データが利用可能となり、作成者がすぐに使える新しいマップスタイルやレイヤーも用意された。

また、パラメーターの値を視覚的に変化させることができるパラメーターアクションを使用することで、Vizのマークを操作するだけでリファレンスライン、計算、フィルター、SQLクエリをコントロールし、視覚的なインタラクティブ機能でデータを操作できるようになったという。

ほかにも、Web作成でカスタマイズ可能なツールヒント、ユーザーに合わせた Tableau Serverの「ホーム」ページ、ダッシュボード作成ツールの強化、Tableauの自然言語機能である「データに聞く」機能の強化——など、コミュニティから寄せられた意見やフィードバックに基づいて導入された新機能も追加されている。