英国を代表する世界最高峰の文化博物館│車をテーマにした企画展を初開催

世界中の多岐にわたるカルチャーを学ぶに最適なのが、ロンドンに位置するヴィクトリア & アルバート博物館である。工芸品や絵画、ファッションに関するアイテムが400万点に及び並んでいる。

最近ではディオールや、マリー・クワントのデザインスケッチなどの企画展が開催されている。このようなファッションに関するものは頻繁に行われているが、創立120年の間で、車に関する展示が行われたことはなかった。しかし、いよいよ2019年11月から15台の展示車と共に"Accelerating the Modern World"と題した企画展が開催される。

1888年 ベンツ・パテント-モーターワーゲン、1922年 ヒスパノ・スイザ type HB6 スキフ・トーピドゥ、1934年 タトラ T77、1952年 ファイヤーバード 1、イタルデザインによる空飛ぶコンセプトカーも展示される。車だけでなく、関係する250のアートや模型なども並ぶとのこと。



博物館のディレクターを務めるトリストラム・ハントは、"車は20世紀の文化を進化させています。私達のミッションは革新の技術とデザインを一つのショーケースとして見せることです。車はデザインと技術の世界にまたがるもので、私達とスピードの関係、物を売ることの文化、環境の作り方、社会全体に変化をもたらしました"とコメント。

展示される車のいくつかはイギリスで初公開となる。3つのメインカテゴリーに分けられ、"Going fast"ではムーブメントや技術にフォーカスを置いた未来の世界をテーマにしている。"Making more"では現代の構築にフォーカスを置き、"Shaping space"ではエンジンの進化にフォーカスを置いている。

"これはタイムリーなイベントです。車の未来は想像がつきません。車はデザインされた作品で、大きなインパクトを持っています。それが主役になる企画展がV&Aで開催されるのは今回がはじめてであり、ここでは様々なアートと共にその歴史を辿ることができます"と展覧会キュレーターのブレンダン・コーミエはコメント。

"Accelerating the Modern World"は、2019年11月23日から2020年4月19日まで開催。