ハリウッドに1000台のポルシェが集まった!空冷ポルシェの祭典ルフトカルトとは?

アメリカ人唯一のポルシェワークスドライバーとして知られるパトリック・ロング。ル・マン24時間やデイトナ24時間レースでのクラス優勝もおさめるなど、ドライバーとしての腕は一流だ。

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そんなパトリックは、正真正銘のポルシェ・エンスージアストでもある。そして、カート・レーサーであり広告デザイナーでもある彼の友人、ハウイー・イデルソンと共にポルシェへの情熱と愛を共有したいという想いから立ち上げたイベントが、空冷ポルシェミーティングの"ルフトカルト(Luftgekühlt)"。




 
サーキットを走るわけではなく、子供や犬も一緒に家族で楽しむことができる、カジュアルな場を創ることを目的としている。2014年よりカリフォルニアを中心に開催されてきたが、2018年7月にはアメリカ国外で初となるルフトカルト GB(イギリス)が開かれた。そして、9月にはポルシェの故郷であるドイツへと進出し、大成功をおさめたのだ。アメリカ人がはじめたイベントがヨーロッパの国でも受け入れてもらえるかという不安がルフトカルトメンバーにはあったそうだが、ポルシェ好きは万国共通。イギリスでもドイツでもあたたかく迎えられ、多くのポルシェ・エンスージアストが集ったのだ。現在では空冷ポルシェイベントのカルト的存在となっている。



2019年5月11日には、第6回目となるルフトカルトがハリウッドのユニバーサルスタジオ・バックロットにて開催された。開催当初は12台しか集まらなかったそうだが、今回は1000台近くの様々なポルシェが世界各国から集まり会場を埋め尽くした。来場者は約4000人にも達したそう。

そこには伝説のレーシングマシンである917や、906、50周年を迎えるカラフルな914が場を彩った。参加車両はオリジナルでないといけないというような決まりはなく、356のレストモッドで知られるロッド・エモリーが新しく造り上げたチューニング356も公に披露されたのだ。



このイベントはあくまでもミーティングイベントで車が置いてあるだけでもあるのだが、ポルシェを好きでない人も十分に楽しむことができる空間が訪れた人たちによって作られているのだ。

いつか、日本で開催される日を期待したい。