今年1月にミランへ加入したルーカス・パケタ [写真]=Getty Images

 今シーズン活躍した若手選手を全10回に分けて取り上げる「セリエA版ヤングスター特集企画」。第5回は、今年1月にミランへ加入したブラジルの新星ルーカス・パケタを紹介する。

名前:ルーカス・パケタ(Lucas Paquetá)
所属:ミラン
国籍:ブラジル
誕生日:1997年8月27日
年齢:21歳
身長/体重:180cm/72kg
主なポジション:トップ下
リーグ成績:13試合出場1ゴール2アシスト

 ブラジルの超名門クラブ、フラメンゴが輩出した左利きのクラッキで、トップ下やサイドMFを主戦場とし、“ネクスト・ネイマール”や“ネクスト・カカ”と期待を集める。

 バルセロナ、レアル・マドリード、マンチェスター・C、マンチェスター・U、パリ・サンジェルマンといった欧州を代表するビッグクラブがこぞって獲得に動く中、自身のアイドルと語るカカやスポーツディレクターを務めるレオナルドといった同郷のOBの説得が決め手となり、今冬の移籍市場でミランに加入。3500万ユーロ(約43億円)にボーナスが加わる移籍金が支払われ、2023年6月30日までの契約を締結した。

 入団後は、高い戦術理解が求められるイタリアのサッカーにもすぐに適応。ヒールリフトやマルセイユルーレットなどといった高度なテクニックを随所に織り交ぜて自分の持ち味を発揮しつつ、チームにフィットした。ただ、移籍後のゴールは第23節のカリアリ戦のみと、今後の得点力アップが課題となっている。

 ブラジル代表としては、昨年8月のエルサルバドルとのテストマッチでA代表初招集を果たすと、9月のアメリカ代表戦でコウチーニョに代わってセレソン・デビューを飾った。代表初得点は今年2月のパナマ戦。10番を背負って先発出場した試合で、右サイドからの長いクロスを角度のないところから左足で叩き込んだ。

文=佐藤徳和/Norikazu Sato