NECネッツエスアイ(NESIC)は5月16日、RPAとAI insideのAI-OCRソリューション「DX Suite」を組み合わせた業務プロセス効率化ソリューション販売開始すると発表した。

同ソリューションは、AIを活用し手書き文字を含め、高い文字認識精度を実現した「DX Suite」で文字情報のデータ化を行い、RPAにより自動的に抽出・入力作業を実施するもの。

手書き書類のデータ入力までを自動化することにより作業時間の短縮だけでなく、入力ミスを削減する。

AIのディープラーニング機能で、利用するたびにデジタルデータを学習するため、より高い認識精度で文字の読み取りが可能だという。また、読み取りたい部分をマウスで範囲設定するだけ指定可能で、一度範囲指定をすれば、解像度や傾きの補正、文字以外の除去など、AIで自動処理が行える。

  • 文字認識のイメージ

同社は、調達部門の発注業務における紙文書の確認、入力作業に同ソリューションを適用しており、業務プロセスを大きく見直すことで、作業に係る時間を70%削減できる見通しとしている。