京都府は5月14日、三菱UFJニコスとジェーシービーを指定代理納付者に指定し、エフレジが提供する「F-REGI 公金支払い」を導入することでインターネット上での府税のクレジットカード収納業務、Pay-easy収納業務を開始したことを発表した。

「F-REGI 公金支払い」とは、インターネットを介して、納税の申請受理から情報管理まで可能なクラウド型サービス。納税義務者は、地方自治体や行政機関の税金、水道料金などの各種料金、ふるさと納税をオンライン決済にて納付できる。

納税義務者は、京都府のWebサイトからオンライン納付専用画面にアクセスし、コンビニ収納用の納付書に印字されたバーコード情報をスマートフォンもしくはタブレット端末のカメラ機能にて読み取る。その後、必要事項を入力すると、クレジットカードまたはPay-easyにより納付可能となる。

同サービスの導入により、24時間場所を問わず納付することが可能となり、利便性の向上が期待できる。また、クレジットカード会社が提供するポイントも原則付与されるため、納税義務者のお得感が増す。

対象の税目は、府民税利子割、個人府民税 配当割、個人府民税 株式等譲渡所得割、法人府民税・事業税等、個人事業税、自動車取得税、自動車税、不動産取得税、鉱区税、軽油引取税、府たばこ税、ゴルフ場利用税、産業廃棄物税。利用可能なクレジットカードは、 Visa、Mastercard、JCB、American Express、Dinersの5ブランドとなる。