朽ち果てた姿で発見された名車アウレリア│ミッレミリアに出場できるまでに復活

価値のあるクラシックカーを良い状態にしていき、そのまま後世にその文化と歴史をつないでいくことが、クラシックカーを所有する人々にとっての課題と言えるのではないだろうか。ここにあるサビだらけのランチア アウレリアB20 GT シリーズ3は、スペシャリストたちが2年半をかけて輝きを復活させ、ミッレミリアに参戦できるまでに仕上げたのだ。

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手掛けたショップのソーンリー・ケーラムはレストアだけでなく、クラシックのラリーカーなどのメンテナンスについても得意にしている。この車を発見し、すぐにレストアプロジェクトに取り掛かったそうだが、ボディのサビがあまりにも酷くすべて作り直すしかなかったという。



ミッレミリアに参戦するには、多くの厳しい条件が求められるが、完璧にレストアされたこの1台はその条件をクリア。ラリーのために、ラリーデコルサのシート、ナルディ製のフロアシフト、ボンネットスクープ、ツインキャブレターを搭載。ホイールはボラーニ製のものを履いている。



オーナーがミッレミリア出場への夢を断つことは決してなく、500マイルのテスト走行も問題なく終えたとのこと。ソーンリー・ケーラムは全面的にラリーサポートを行うそうだ。

かつては朽ち果てた姿であった1台が、再び故郷イタリアへと戻り、駆け巡る日が楽しみである。