木原敏江「摩利と新吾」が、河出書房新社より完全版として全5巻構成で刊行。本日4月26日に、完全版1・2巻が発売された。
1977年よりLaLa（白泉社）にて連載された「摩利と新吾」は、生まれたときからの親友である鷹塔摩利と印南新吾を主人公に、全寮制の旧制高校の友情と騒乱の日々を描いた作品。木原のデビュー50周年を記念した完全版はA5判の大判サイズで、雑誌掲載時のカラーを完全再現して刊行される。
1巻と2巻には木原自身が「摩利と新吾」を振り返るインタビューを、それぞれ1万字、1万6000字のボリュームで収録。5月下旬に発売される3巻にはカラーイラストギャラリー、4巻には木原と元アシスタントである松田奈緒子の対談前編、6月下旬に刊行される5巻には木原と松田の対談後編が収められる。
全巻予約者には特典として「摩利と新吾の特製ふろしき」を進呈。希望者は書店にて申し込もう。さらに全巻購入者にも特典として、オールカラー48ページに予告カットコレクションとファンへの当時のメッセージ「けいじばん」を収録した「摩利と新吾のミニ＆レアブック」がプレゼントされる。ハガキに全5巻分の帯の応募券を貼り、必要事項を記入して応募しよう。申し込み締め切りは7月31日。
また「摩利と新吾」の原画展が、東京・銀座のスパンアートギャラリーにて開催。本日から5月8日までが前期、6月22日から7月9日までが後期の2期で催され、グッズ・複製画の販売も行われる。5月6日、6月22日には木原のサイン会も実施。参加方法はスパンアートギャラリーの該当ページにて確認を。
「木原敏江 摩利と新吾 原画展」
前期日程：2019年4月26日（金）～5月8日（水）11:00～19:00 ※会期中無休
後期日程：2019年6月22日（土）～7月9日（火）※6月26日（水）、7月3日（水）休廊
会場：スパンアートギャラリー