NTT西日本は4月22日、テレワーク環境に適したパソコンの導入から運用をサポートするサービス「パソコンおまかせプラン」を、7月1日に提供開始すると発表した。1台あたりの月額利用料は、デスクトップPCが6000円(税別、契約期間5年)、15.6型ノートPCが6500円(同、4年)、12.1型ノートPCが9000円(同、同)。

  • サービス提供イメージ

    サービス提供イメージ

新サービスは、クラウド連携により本体へデータを保存しない仕様のデータレス仕様パソコンを、初期費用無料でレンタル提供する。クラウドにデータを保管するため、ロケーションを問わないテレワーク環境が導入可能となり、働き方改革やBCP対策に有効だとしている。

主な特徴とし、働き方改革やBCP対策を支えるテレワーク環境に適したパソコンの導入が可能なこと、導入から運用までトータルで任せられることの2点を挙げている。

テレワーク環境に関しては、クラウドにデータを保存するため、ロケーション問わずテレワークが可能としている。また。マルチデバイス対応であり、データレス仕様パソコン以外のデバイスからでもクラウドへ接続を可能としている。

データレス仕様パソコンを利用する場合は、本体にデータを保存しないため、端末紛失時の情報漏洩を防止できるほか、クラウドにデータを保存するため、BCP対策の一環として災害に備えたデータ管理が可能。さらに、Office 365 Businessを標準搭載し、クラウドを通じて最新版への自動アップデートに対応する。

導入から運用については、PCの開梱・設置から初期設定を実施し、PCの操作方法などの日々の運用についてもヘルプデスクでサポートし、万が一の故障発生時も無償交換するという。加えて、同社が既に提供している他のサービスと組み合わせることで、ユーザーのニーズに合わせたオフィスICT環境を提供可能としている。

  • 他のサービスとの連携

    他のサービスとの連携

同サービスで提供するPCは、デスクトップがHPの EliteDesk(21.5型液晶)、12.1型ノートPCはパナソニックのLet's note、15.6型ノートPCはHPのProBook。いずれもOSはWindows 10 Pro 64bit版となる。

なお、同社の「オフィス安心パック」を契約している場合は、パソコンおまかせプランの月額利用料を500円割引する。