日本ファイナンシャル・プランナーズ協会は4月19日、2018年度小学生の「将来なりたい職業」ランキングを発表した。同ランキングは、第12回「小学生『夢をかなえる』作文コンクール」(以下、作文コンクール)の応募作品(2,469点)で描かれた「将来なりたい職業」を集計したもの。

  • 小学生の「将来なりたい職業」ランキング トップ10 日本FP協会『将来なりたい職業』ランキングより

    小学生の「将来なりたい職業」ランキング トップ10 日本FP協会『将来なりたい職業』ランキングより

今回の応募作品の中に描かれた「将来なりたい職業」は、男子196種類、女子222種類。男子の1位は「野球選手・監督」(112人)で、2012年度以来、6年ぶりに首位に返り咲いた。2位は「サッカー選手・監督」(106人)、3位は「医師」(77人)で、順位は異なるものの、2017年度と同じ職業が上位3位を占めた。

以下、4位「ゲーム制作関連」(54人)、5位「会社員・事務員」(38人)と続き、2017年度に初めてランクインした「ユーチューバ―」(35人)が今回も6位に入った。

女子の1位は「パティシエール」(85人)で、こちらも2012年度以来、6年ぶりの首位を獲得。2位は「看護師」(82人)、3位は「医師」(80人)で、この2つも上位ランクインが続いている。次いで4位「保育士」(75人)、5位「教師」(53人)の順となった。

女子はトップ10のうち半分を医療系の職業が占め、10位の「助産師」(27人)は2017年の35位から大きくランクアップした。