池上彰、高島彩

池上彰が日本や世界の重要なニュースをわかりやすくスタジオ解説するシリーズ金曜プレミアム『池上彰SP 徹底解説!令和ニッポンを変える国民的三大イベント』(フジテレビ系)が、4月19日(金)20時から放送される。

今回は、いよいよ来月からはじまる「令和」はどのような時代になるのかをテーマに、「令和ニッポン」を変える国民的3大イベントを池上が徹底解説する。

池上は新元号「令和」について、その意味や海外の反応も含めて詳しく解説。ゲストの立川志らくや吉川美代子が「令和」についての感想を述べる中、高島彩から新元号を予想していたのかと問われた池上は、実はある予想をしていたことを明かす。「漢字2文字なんて予想ができるわけがないので、むしろ私は“出典”にヤマをかけたんです。安倍総理は、国書、日本の古典から出すに違いない。そうなると『古事記』か『日本書紀』か。でもこのあたりは神話の世界の話ですから、そのさらにあと『続日本紀』となると、具体的な歴史が書かれている。出すとしたらきっとこれだろうと『続日本紀』にヤマをかけていましたが……見事に外れました!」と苦笑いした。

番組収録後、池上は、「移動中にワンセグで発表を見ていましたが“あ、なるほど!”と思いましたね」と発表直後の率直な感想を明かした。「“平成”と初めて聞いたときは、えっ? という違和感を覚えましたが、今回は2回目なので、改元に慣れてきたのかもしれません。思いもよらない2文字の並びでしたけど、なるほどね、と思いました。出典が『万葉集』で、『梅花の歌32首』の序文ということで、ますますなるほど、と思いました」。そして“なるほど”と思ったその理由を説明した。「つまり安倍総理は、やはり国書から選びたいという思いがあるわけですよね。ただ海外からはどちらかというと国粋主義的だと思われたりもして、『日本書紀』や『古事記』から選ぶと、たぶんそのような批判も受けるのかなと。でも『万葉集』には優れた歌であれば庶民の歌も収められていて、1200年前にこれだけの歌を詠む庶民もいたという日本の文化の歴史のすばらしさも出すことができる。そして歌ですから、国粋主義的な色彩がぱっと消えるわけですよ」として「絶妙の選択だなと思いましたね」とうなった。

また番組では、まもなく新天皇に即位される皇太子さまの幼少期からの貴重な映像を紹介する。アメリカやイギリス、さらにイタリアやスペインなどの海外メディアが、美智子さまによる“皇室初の子育て”のご様子をとらえていた。イギリスで1964年に放送された皇太子さまの学習院幼稚園の入園式や1966年にアメリカで放送された学習院初等科の入学式。ここにも“皇室初の子育て”が写っていたのだ。

さらに「令和」の時代が始まると、まもなくやってくる大きなイベント、東京オリンピック。このオリンピックで日本はどのように変わるのか? 実は1964年の東京オリンピックでは、開催が決まると東京の街は大きく様変わりし、そして今では私たちの身近な“あるもの”が次々生まれていたのだ。今では考えられないが、実は当時、ゴミだらけの街だった東京。オリンピック開催地にふさわしい清潔な環境作りにむけて、開催2週間前に東京都からチラシが配布された。そこに書かれていた、現在では信じられない驚くべき内容とは。さらに、ゴミの街・東京を変えた“あるもの”とは?

そして2025年に大阪での開催が決定した万博。1851年にイギリス・ロンドンで開催された初めての万博や1900年のパリ万博など、過去の万博を振り返り出展されていた驚きの未来の技術を紹介。パリ万博で全長約3.5kmの電気を使った発明品とは? さらに、1867年のパリ万博、江戸時代に日本が初参加したときの意外な展示品とは? そして1970年に開催された大阪万博で展示された未来の技術は今、どのように進化したのか。

最後に池上は、「令和はどのような時代になりますか?」という問いに対して、「どのような時代になる、ではなく、私たちが作っていかなければいけないんですよ。言霊信仰というのがあって、願って口に出して言うとそのようになるというのが言霊です。忌み言葉ってありますよね。結婚式の披露宴の終わりの時に、“終わり”と言わず、“お開き”と言わなければならないというのは、まさに忌み言葉だからです。これは言葉に特別な力があるからです。ですから元号というのはまさにそれですよね。だけど、それを言ったからといってそうなるわけではなくて、国家としての理想が掲げられた後は、これから先は政治家も私たちもみんながそれに向かって努力をしていかなければならないんです。そうなるといいな、ではなくて、私たちひとりひとりが、そこに向かって進まなければいけないということだと思います」とコメント。

令和の時代に迎えるこれらのビッグイベントで日本はどう変わっていくのか。池上の解説とともに、過去を振り返りながら新時代について考えていく。