カーラ・デルヴィーニュが最新映画で熱演するパンクバンドのMVが公開

90年代オルタナティブ・ロックバンドを描いた、最新映画『Her Smell (原題)』。エリザベス・モスを主人公にした同作に、カーラ・デルヴィーニュはドラマー役で出演している。劇中のバンドが演奏する、ミュージック・ビデオが公開された。

先日全米で公開された新作映画『Her Smell (原題)』にて、カーラ・デルヴィーニュが、劇中で描かれる90年代オルタナティブ・ロック・グループの新星、the Akergirlsのドラマーを熱演。他にも、ディラン・ゲルーラ(『アンブレイカブル・キミー・シュミット』)やアシュレイ・ベンソン(『プリティ・リトル・ライアーズ』)と言ったキャスト陣が名を連ねている。
クルーは映画を撮影している間に、「Cant Wait」のミュージック・ビデオの撮影も行ったそうだ。楽曲は、ケイティ・エレンのフロントウーマン、アニカ・パイルが映画のために制作・プロデュースを行った。バウンシーなサウンドは、どこかマシュー・スウィートを思わせる。ビデオの内容も正統派グランジと言ったところで、MTV Buzz Binの規格を満たしている:屋根の上で撮影され、ミュージシャンのうち一人は流血していて、MTV仕様のビデオ・タイトルが表示されているのだから。

『Her Smell (原題)』は、エリザベス・モス演じるグランジ界のスター、ベッキー・サムシングが、手に入れた地位と名声から転落していく様を描いた物語。ベッキーはドラッグや、それによって起きるメンバーの不仲から、自身のバンドであるサムシング・シーを破滅に追い込んでいく。底辺に落ちたところで、ベッキーは頭角を表してきたthe Akergirlsのメンバーを自分のバンドに誘う。

今月の初頭、エリザベス・モスはローリングストーン誌に、どうやって彼女のキャラクターを作り上げていったのかを語った。彼女は個人的に、ロックを好んで聴いていたわけではない(「私、ブリトニー・スピアーズとかを聴いて育ってきたから」だそうだ)ため、小説『Girls to the Front』を読んだり、ニルヴァーナやビキニ・キルを聴き込んで勉強したのだそうだ。さらに役作りのために、映画『AMY エイミー』を10回ほど観たとのこと。彼女は「エイミー・ワインハウスやマリリン・モンローのような、人生を送るにあたって、ある意味、不器用と言える人たちを何度も見たわ」とのこと。「(ワインハウスのような)どこか繊細で、脆い部分は、とても興味深かったのよ」とも語っている。

『Her Smell (原題)』の日本公開は未定だ。