小田急グループの箱根観光船は16日、新型海賊船「クイーン芦ノ湖(QUEEN ASHINOKO)」の運航を4月25日から開始し、同日11時に就航式を実施すると発表した。
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新型海賊船「クイーン芦ノ湖(QUEEN ASHINOKO)」
新型海賊船「クイーン芦ノ湖(QUEEN ASHINOKO)」は、「心ときめくクルーズ」をコンセプトに、芦ノ湖の碧に鮮やかに映えるゴールドの船体に、古代ギリシャ時代の「サモトラケのニケ」をモチーフとした女神像を船首に配置した。
船内は多彩な色・形・素材を自在に組み合わせ、床から天井まで木材を張りめぐらせたクラシックなデザインとし、上質なリゾート感覚を提供する。箱根寄木細工をモチーフとした床材や、日本の伝統工芸である大川組子を船内の装飾に取り入れたほか、さまざまな色や模様を施した5種類の椅子は、それぞれの人にそれぞれの船旅を提供できるようにデザインし、配置したという。
180度展望できる2階の特別船室は米松とナラ材を使用し、黄金の壁をバックに女王陛下の玉座を配した記念写真スポットを設置。船首船尾には、1人用見晴らし台(ウォッチ台)を配している。船内サービスとして、コーヒー・生ビール・ワインのほか、水戸岡鋭治氏デザインのオリジナルグッズを用意する。
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特別船室の女王陛下の椅子
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普通船室
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普通船室(デッキ)
就航式は4月25日11時から箱根観光船桃源台港で開催し、バルーンリリースやテープカットのほか、乗船客による紙テープ投げなどの演出を行う。初出港は11時20分の桃源台港発となる。就航当日に特別船室に乗船した乗客には、記念品として水戸岡鋭治氏デザインのオリジナルハンカチをプレゼントする。
