ベビーチェアのおすすめ5選|助産師が選び方も解説!

【この記事のエキスパート】

助産師:浅井 貴子

助産師:浅井 貴子

大学病院、未熟児センター勤務後、自身の結婚、出産後地域に出て年間250~300件の赤ちゃん訪問を行いながら健診業務や母親学級などを行う。

アロマセラピストの知識を生かしながら母と子のナチュラルケアブランドAMOMAの商品開発、WELEDAのプレママセミナーなどを行う。

妊娠中~乳幼児の育児相談が得意。世田谷区立産後ケアセンターでボディーケアの責任者。


赤ちゃんに離乳食を食べさせるときに、ベビーチェアに座らせると食事がさせやすくなります。ひと口にベビーチェアといっても種類はさまざま。食卓の高さや使い勝手に合わせてハイタイプ、ロータイプから選べます。さらに、乳幼児専用のものや、小学生や大人まで長く使うことを想定されたものもあり、どれを選べばいいか迷ってしまいますよね。選び方を間違えるとすぐに壊れてしまったり、思わぬケガにつながったりすることもあるので注意が必要です。そこで、助産師の浅井貴子さんに、ベビーチェアの選び方とおすすめの商品をお伺いしました! ぜひベビーチェア選びの参考にしてくださいね。

ベビーチェアはどう選ぶ? 助産師に聞きました

助産師の浅井貴子さんに、ベビーチェアを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。お子さんが使うものだからこそ、丈夫でしっかりした作りのものを選びたいですね。理想の商品を選ぶためにも、選び方のポイントを知っておきましょう!

ハイチェア or ローチェア? ベビーチェアの高さを決める

【エキスパートのコメント】

ライフスタイルによって、おすすめのベビーチェアは変わります。テーブルの方はハイチェア、座卓タイプの方はローチェアを選ぶといいでしょう。最近は、幼稚園や小学校に入っても使えるハイチェアタイプを選択される方が多いです。

また、ベビーチェアにはテーブルが付属しているものと付属していないものがあります。赤ちゃんが落ちないようにベルトや保護ガードがついているかもチェックしてみましょう。

BabyBjorn(ベビービョルン)『ハイチェア』:

出典:Amazon

座面の高さやテーブルの有無は、ライフスタイルに合わせて選びましょう。

耐荷重と倒れにくさをチェックする

【エキスパートのコメント】

ベビーチェアの上で赤ちゃんがじっとしていることは少なく、立ち上がったり、よじ登ったり、のけぞったりと、常に動き続けます。足が細く耐荷重の値が小さいパイプチェアなどは赤ちゃんのちょっとした動きで倒れやすく、転落や転倒などの危険がともなうので注意が必要です。

一方で、耐荷重の値が大きく椅子自体が重たいものは、移動には不便ですが倒れにくく転倒しにくいため安全面にすぐれているといえます。一般的に、耐荷重が50kgを超えるものだと倒れにくいとされています。

長く使えるかどうかをチェックする

【エキスパートのコメント】

ひと口にベビーチェアといっても、離乳食専用の1歳までのもの、3歳までのもの、小学生から大人になっても対応できるものなど、種類は実にさまざまです。将来的に子どもが大きくなり、本人の好みも出てくることを考えて、色やデザインがシンプルで、身長や体重、足の長さにもフレキシブルに対応できるものを選ぶという視点も大切です。

世界的に有名なSTOKKE(ストッケ)のベビーチェアをはじめ、多くの名作家具が生まれた北欧では、「たとえ少々値段が高くても、よい家具を手に入れて、長く大切に使い続ける」という考え方が主流。近ごろは、日本にもこう考える人が増えてきているように思います。

STOKKE(ストッケ)『トリップトラップ』:

出典:Amazon

デザイン性が高く、大人になるまで長く使えるものも増えてきました。

ベビーチェアのタイプとその特徴とは

ベビーチェアと言ってもタイプが多数存在します。ここではローチェアやハイチェアを含めた様々なタイプ別の特徴をご紹介していきます。

ローチェア

座高が低いタイプのベビーチェアで、比較的コンパクトでどこにでも置ける点が特徴で、月齢の小さな子どもが動いても大丈夫という安定感が魅力のタイプ。単に座るだけのシンプルなタイプから、子どもを固定するベルトつきや、座ってそのまま食事ができるテーブルつきのものなどもあります。

生後半年ぐらいからはじまる離乳食の時期は、ローチェアでテーブルつきのタイプが便利です。比較的月齢の早い段階からつかえ、子どもを固定できるため、食事などに集中できる点はメリットと言えます。ただし、成長とともに大きさが合わなくなり、使える期間は比較的短いという点はデメリットでもあります。

ハイチェア

ダイニングテーブルの高さに合わせて座れるタイプのベビーチェアです。高さの調整ができるものは、赤ちゃんから幼児になるまで、長期間使える点が大きな魅力です。子どもとパパやママが同じ目線で食事ができるのと、自然とコミュニケーションが増える点もハイチェアの特徴と言えます。さらにダイニングテーブルでの食事を習慣づけが期待できるのもうれしいポイントです。

ただしハイチェアタイプは、どうしても重心が高くなるため、転倒の危険性がある点には注意しましょう。そのため、かんたんに転倒しないように配慮された設計かどうかはしっかりと確認する必要があります。また、ほかのチェアに比べて大きく重い傾向があるため、置く場所はどうしても限られる点も、ハイチェアのデメリットです。

テーブルチェア

テーブルに固定して使うタイプのベビーチェアで、ローチェアよりもさらにコンパクトな点が大きな特徴です。外出先に持っていき、テーブルに固定して子どもを座らせることもかんたんにできます。ファミリーレストランなど、家族連れでご飯を食べる場所やキャンプのときにも活躍してくれるタイプです。

ただし、テーブルの構造によってはテーブルチェアが使えない場合もありますし、テーブルがない場所では当然使うことができません。また、しっかりと固定しないと危険な点もテーブルチェアを利用する際の注意点です。さらに赤ちゃん用のサイズなので、使える期間が短いというデメリットもあります。

バスチェア

お風呂で利用するバスチェアは、腰が据わるようになってきた赤ちゃん向けのベビーチェアです。小さな子どもを抱っこしながらお兄ちゃんやお姉ちゃんの身体を洗う場合や、自分自身が身体を洗いたい場合に使うとパパやママもとてもらくになります。大人がひとりで複数の子どもをお風呂に入れなければならない状況には欠かせないアイテムです。

ただ、バスチェアに座らせているからといって、安心して完全に目を離すことはないようにしましょう。大人がいるときにのみ使うように注意してください。また、清潔をたもつようにしっかり乾かしたり、洗ったりするなどといったお手入れも必要です。

外出用チェア

外出先で使うことを前提としているベビーチェアです。折りたたむとコンパクトになり、持ち運びしやすい工夫がされている点が大きな特徴。テーブルチェアのようにテーブルに固定して使うタイプの商品や、レストランなどの椅子に子どもを固定するために使う補助具タイプのものもあります。また、補助具タイプは、テーブルチェアよりさらにコンパクトで持ち運びがらくな点が魅力です。

大人用の椅子しかないレストランの場合は、高さ調整の不要なテーブルチェアを持っていく必要があります。ベビーチェアがあるファミリーレストランなどでは、ベビーチェアに子どもを固定できる補助具タイプが適しています。

使う時期での選び方

ベビーチェアは、乳児期から4歳児ぐらいまで出番のあるアイテムです。子どもが小さなうちは、どのタイプでも使えますが、大きくなってくると、ローチェアなどはサイズ合わなくなるため、ハイチェアが一番長く使えます。

赤ちゃんや1歳児ぐらいの小さな子どもはよく動き、なかなかじっとしていません。赤ちゃんの時期だけと割り切って使うなら、ベルトつきで安定しているローチェアや、テーブルに固定して使うテーブルチェアが便利です。パパやママも、ゆっくりと落ち着いて食事ができます。

ハイチェアには、寝んねがメインの時期から使えるゆりかごの機能もあるハイ&ロータイプや、高さの調整ができるタイプがあり、長い期間使える点が魅力です。ひとつのベビーチェアを長く使い続けたい場合は、ハイチェアが適しています。

ほしい機能別での選び方

ベビーチェアで人気のあるオプションは、座って食事ができるテーブルです。ドリンクを置く場所があったり、かんたんに掃除ができたりするタイプは使いやすく、離乳食を食べるようになる時期から大活躍します。またテーブルは、掃除のしやすさや食事以外のときに使うことも考えて、取り外しがかんたんにできるかどうかも確認しましょう。

ハイチェアやローチェアタイプなどでは子どもの身体を固定するベルトがあるかどうかもチェックすべきポイントです。とくにハイチェアは、落下防止になるで、できればついているほうがいいでしょう。

子どもが生まれたときからゆりかごがわりに使うハイ&ローチェアを選ぶパパやママも少なくありません。重くて比較的高価ですが、長い間使えるという点が大きな魅力です。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)