東京エレクトロンデバイス(TED)は4月8日、沖電気工業(OKI)の920MHz帯マルチホップ無線「SmartHop」と、ぷらっとホームのインテリジェントIoTゲートウェイを組み合わせ、センサーデータをMicrosoft Azure上で簡単に可視化する「Azure IoTキット-920」の販売を開始した。提供価格は19万8,000円(税別)。

  • 「Azure IoTキット-920」のイメージ

    「Azure IoTキット-920」のイメージ

「Azure IoTキット-920」は、SmartHop対応のマルチセンサーユニット、SmartHop無線ユニット(親機)、IoTゲートウェイとしてぷらっとホームのOpenBlocks IoT VX2 LTE(ドコモ/KDDI)搭載モデル、およびMicrosoft Azureにより、センサーデータの収集から可視化までのサービスをパッケージ化したIoTシステム構築キット。

マルチセンサーユニットで温度、湿度、3軸加速度、および人感データを取得するのをはじめ、920MHz帯マルチホップ無線SmartHopを利用してIoTゲートウェイ経由でAzureに送信、AzureのIoT Hubに送られたデータをPower BIでリアルタイムに可視化、マルチセンサー情報の収集、Azureへの送信、データ蓄積、可視化までの構築手順書を提供、IoTシステム構築初心者でも簡単に実現可能——といった特長がある。

また、Azure利用料金2万円分が含まれており、IoT システムの検証に適している。加えて、Azureハンズオントレーニング受講券が付いている。

なお、同キットには、マルチセンサーユニット、SmartHop無線ユニット、IoTゲートウェイ、Azure 利用料金(2万円分)、サンプルクエリ、構築手順書、参考資料、クラウドサービス申込書——が含まれる。