東京都中央区銀座三丁目に4月4日、世界旗艦店である「無印良品 銀座」、レストラン「MUJI Diner」およびホテル「MUJI HOTEL GINZA」が開業した。1980年に創業し、現在では世界で990店舗、7,000アイテムを展開する無印良品。その世界最大店舗となる同店を紹介しよう。

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    世界旗艦店の「無印良品 銀座」

店舗コンセプトは、「ヒトとつながる」「マチをつなげる」。「銀座のマチに必要な居場所であり、いつでも立ち寄れる公園のような場所でありたい」という。入館客数は昨年12月に閉店した有楽町店比120%の年230万人、イベント開催は年300回、会員サービス「MUJI passport」フォロワーは20万人を目標としている。

  • 「無印良品 銀座」フロア構成

10階建てで、フロア構成はB1FがMUJI Diner(面積317m2)、1F〜5Fが無印良品(面積3,981m2)、6FがMUJI HOTEL GINZAフロント、レストラン「WA Japanese Restaurant」とギャラリー「ATELIER MUJI GINZA」、7〜10FがMUJI HOTEL GINZA客室となっている。

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    良品計画社長の松﨑曉氏

開業にあたって良品計画社長の松﨑曉氏は、「環境、売り場づくり、サービス、接客、すべてを通して、無印良品の世界観が一堂に感じられる店舗です。ここから"感じ良いくらし"をさらに発展させていきたい。感じ良いくらしというのは、自然や環境、生産者に気配り、配慮したくらしで、自分として生活を整えるというふうに理解しています。地域の文化や伝統を大事に取り組んでいきたい」と挨拶した。

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    マイバッグの品揃えを強化

同店ではポリ素材の使用を減らすため、紙バッグとリサイクルバッグ(デポジット制/150円で貸し出し・返却、返金は全国で可能)を採用。また、マイバッグの品ぞろえも強化している。