モデルでタレントの滝沢カレンが、あす4日に放送されるフジテレビの単発バラエティ番組『滝沢カレン一座』(24:25~25:25)で、舞台の脚本・演出に初挑戦する。

  • 滝沢カレン=フジテレビ提供

『JJ』の専属モデルでありながら、テレビタレントとしても、その独特な日本語でお茶の間の人気を集める滝沢。そんな彼女が、2019年一番やりたいことは“舞台”だった。

彼女が挑戦するのは、出演者として舞台に立つことではなく、脚本&演出に初挑戦し、ゼロから舞台を作り上げること。通常であれば、原案づくりから脚本、キャスティング、稽古など1年以上かけて行われる舞台づくりだが、今回は2カ月という期間で多忙なスケジュールの中、プライベートを犠牲にして全身全霊を舞台にかける姿を追っていく。

滝沢は、まず8つのプロットを作成。「いつかあの島へ」「夢も捨てたもんじゃない」「どっかで会った?」「ありがとう人間」「滝沢カレンアレンジ『桃太郎』」「お父さんの秘密」というタイトルから選ばれたのは「ふんだりけったり」という作品だ。お互い惹かれ合いながらも、なかなか気持ちを伝えられない男女が、友人たちの画策によりめでたく結ばれ、しかも意外すぎる共通点があった、というラブストーリーで、“滝沢カレンワールド”全開の作品となっている。

さらに滝沢は、『銀魂』『今日から俺は!!』などの映像作品や舞台演出家としても活躍する福田雄一氏に脚本を見てもらうことに。物怖じせず、「ダメなところを教えてください」と問いただすと、福田氏から「ダメって言ったら全部ダメ。でも良いって言ったら全部良い」とのお墨付きをもらう。

加えて、吉本新喜劇座長にして自ら脚本を書き、新喜劇をまとめ背負って立つ小籔千豊にも相談へ、脚本に関するアドバイスはもちろんのこと、座長としての心構えや役者・スタッフへの向き合い方への助言も受ける。

また、滝沢が「世界で一番面白い」という親友の横澤夏子がサポート。試行錯誤を繰り返し、演出未経験の中、精いっぱいの演技指導を行う滝沢が、2カ月の時を経てどう成長していくのか。そして、滝沢が流した涙の意味とは…。

滝沢は「今回、私が0からスタートの地点までもついてない場所から始まった、はじめての舞台『ふんだりけったり』を作りました! 私のあふれ出る感情はとめどなくこの舞台に表しました。そして人は1人ではない、1人ではなんの気付きもできないという人間の優しさをまた知ってしまいました。皆さまに、たくさんの皆さまに見てもらいたい、いや見ていただくために私のいまの全力を使わせていただきました。私はまだまだ地球に魅力を感じてます。限界を今、無限に、、、、、。明日をありがとうで染められますように」とコメントを寄せている。

放送後には、舞台『ふんだりけったり』全編を、期間限定でFODで無料見逃し配信する。

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