防水Bluetoothスピーカーおすすめ18選|高音質・高コスパモデルを厳選

【この記事のエキスパート】

IT・家電ジャーナリスト:安蔵 靖志

IT・家電ジャーナリスト:安蔵 靖志

一般財団法人 家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout オーディオプレーヤー、スピーカーなどのガイドを務める。

日経BP社『日経ネットナビ』『日経ネットブレーン』『デジタルARENA』『日経トレンディネット』などを経てフリーに。

デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。

KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」に出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの構成などにも携わっている。


オーディオ・ビジュアル評論家:野村 ケンジ

オーディオ・ビジュアル評論家:野村 ケンジ

ポータブルオーディオやホームオーディオなどのAV機器をメインに、専門誌やモノ誌、Web媒体などで幅広く活躍。

特にヘッドホン&イヤホンに関しては、年間300以上の製品を10年以上にわたって試聴し続けるなど、深い造詣を持つ。

また、TBSテレビ「開運音楽堂」やレインボータウンFM「かをる★のミュージックどん丼885」にレギュラー出演するなど、幅広いメディアでの活動を行っている。


お風呂やキッチンなど水場で音楽が楽しめる防水Bluetoothスピーカー。機種ごとにIPXで示される防水性能や粉塵性能があります。ここでは、IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんとオーディオ・ビジュアル評論家の野村ケンジさんら専門家2名が選んだ防水Bluetoothスピーカーのおすすめ、さらに選び方のポイントについてご紹介します。

そもそもBluetoothスピーカーとは?

SONY(ソニー)『SRS-XB32』:

出典:Amazon

重低音を強化するモードを搭載しているので、迫力のある低音を楽しめる。IP67の粉塵・防水性をもっているので、様々な場所にもっていける。

Bluetoothスピーカーがどういうものか、実はあまりよく分かっていなくて、なんとなく便利なものというくらいに考えている方もいることでしょう。ここではBluetoothスピーカーとはどういったものであるかを選び方とともに解説します。

【エキスパートのコメント】

屋外やキッチン、バスルームでも使いやすいものを

屋外やキッチン、バスルームなど、防水Bluetoothスピーカーが活躍する場所では、思わぬ設置方法が必要だったりします。

たとえば、バスルームなどではどこかに吊り下げてしまったほうがよいので、フック付きの製品が大いに重宝します。また、水の中に落としてしまった場合などは、水に浮く製品がありがたかったりします。

製品選びの際は、どんな設置方法が可能か、水に浮くなどの機能性は持ち合わせているかなどもチェックしましょう。

IT・家電ジャーナリストに聞く
防水Bluetoothスピーカーの選び方

オーディオ・ビジュアル評論家の野村ケンジさんとIT・家電ジャーナリストの安蔵靖志さんに、防水Bluetoothスピーカーを選ぶときのポイントを教えてもらいました。プロの解説を参考にしながら、用途に合う防水Bluetoothスピーカーを見つけてみてください。

IPXXという4文字をチェック!
防水・防じん性能で選ぶ

JBL(ジェービーエル)『PULSE3』:

出典:Amazon

IPX7防水なら、バスルームでサウンドとLEDによるカラフルなイルミネーションを楽しむことができる。

【エキスパートのコメント】

防水Bluetoothスピーカーを選ぶ前に

防塵・防水性能を表記する規格はいくつかあり、社内で独自テストを行っているメーカーもありますが、現在はIP規格と呼ばれる、IEC(InterNational Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)が定めた規格を用いるのが主流となっています。

こちら、IPのあとの3文字目の数字が防塵性能、4文字目の数字が防水性能を表していて、「IPX5」などのようにXの文字が入ることもありますが、この場合は未テスト(テストをおこなっていないこと)を表しています。

このように、数字を見ればその製品の防塵・防水性能がひと目でわかるため、いまでは多くの製品がこの規格を利用するようになりました。とはいえ、全てのパターンを内容まで覚えるのは大変です。防水Bluetoothスピーカーでよく使われるタイプは限られていますので、それを覚えましょう。

よく使われる防水のタイプは4つ

Bluetoothスピーカーで使われる防塵・防水のタイプは、次の4つが大半です。自分の使用する環境はどれがベストなのかをチェックしましょう。

その1.IPX4

BOSE(ボーズ)『SoundLink Revolve Bluetooth speaker』:

出典:Amazon

最大12時間の連続再生が可能なほか、Alexaにも対応。Amazon Echo Dotがあれば、話しかけて音楽を再生させることができる。

防塵:未テスト
防水:300〜500mmの高さより全方向に10L/分の放水を10分かけられても有害な影響を受けないもの→水没は厳しいが雨に濡れるくらいは大丈夫→多少の水しぶきや小雨にあたっても大丈夫。

その2.IPX5

SONY(ソニー)『ワイヤレスポータブルスピーカー(SRS-XB01)』:

出典:Amazon

3時間の充電で最長6時間の連続再生が可能。そしてなんといってもこの小ささが魅力的。

防塵:未テスト
防水:3mの距離から全方向に12.5L/分・30kpaの噴流水を3分間かけられても有害な影響を受けないもの→水没は厳しいが雨に濡れるくらいは大丈夫。

その3.IPX7

JBL(ジェイビーエル)『FLIP 5』:

出典:Amazon

水筒ほどのサイズでIPX7相当の防水性能を有しているため、自転車のフレームに取り付けて快適なツーリングを楽しむことも可能。

防塵:未テスト
防水:15cm〜1mの深さに30分間水没させても浸水しない→風呂桶や浅いプールに沈めてしまってもすぐに取り出せば大丈夫。

その4.IP68(またはIP67)

SONY(ソニー)『SRS-XB12』:

出典:Amazon

防水・防じん性能をもつため、水場だけでなくちりやほこりっぽい環境にも強いモデル。

防塵:完全な防塵
防水:7以上メーカーの規定によるもの(どのくらいの水圧に耐えられるかはメーカー次第)→製品を傷つけたり壊したりしなければどんな場所で使っても大丈夫。

【エキスパートのコメント】

水回りやアウトドアで使用するなら防水性能が重要

キッチンや洗面所、バスルームなどの水回りや、アウトドアで使うことを考えた場合、「防滴」ではなく、「防水」性能を実現しているモデルがおすすめです。これらの性能はIP規格という形で統一されており、IP◯◯の1番目の数字が「防じん」性能、2番目の数字が「防水」性能の程度を示しています。

例えば「IP67」と表示されている商品の場合、6という数字からは「粉じんが内部に侵入しない」性能、7という数字からは「一定の圧力、時間で水中に入れても有害な影響を受けない」という性能が備わっていることを読み取れます。

【エキスパートのコメント】

IPX7以上あれば防水性能はじゅうぶん

ちなみに、IPX7から上が「防水」性能が確保されている製品と言われています。

大半の人は、IPX5もしくはIPX7でじゅうぶん満足できると思います。

自分にとって必要な防水レベルを確認しよう

Harman Kardon(ハーマンカードン)『Onyx Studio 6』:

出典:Amazon

キッチンやお風呂でも安心なIPX7の防水性のスピーカー。丸い形状のスタイリッシュな見た目なので、インテリアとしても存在感を発揮。

防水Bluetoothスピーカーといっても、さまざまなデザインや機能性、防水性能のレベルがあります。なかでも防水性能に関しては、使用したい環境やシチュエーションによって必要となるレベルが異なってきます。

たとえば、屋外キャンプなどで使いたい人は、突然の雨などに対処できればOKなので、ほどほどの防滴性能をもっていればまず大丈夫ですし、バスルームで使いたい人は水没する可能性があるので、しっかりした防水性能が必要になります。さらに、浜辺で使いたい人などは、防水性能だけでなく防塵性能も強固なものが必要となってきます。

このように、使用する環境によって必要となる防水レベルは変わってきますので、どんな場所で使いたいか、その場合、どのレベルの防水性能が必要かを、購入前に確認するようにしましょう。

バッテリー駆動時間の長さで選ぶ

SONY(ソニー)『SRS-XB32』:

出典:Amazon

防水(IPX7)・防塵(IP6X)対応でお風呂屋アウトドアでも活躍。

【エキスパートのコメント】

8時間以上楽しめるモデルを選ぼう!

外に持ち出してアウトドアで音楽を楽しんだり、出張先のホテルの部屋で仕事をしながら音楽を聴きたいといったニーズを満たすためには、バッテリー駆動時間の長さも重要です。

もちろん室内なら電源に接続して聴くこともできますが、ちょっとした出張などにはACアダプターや充電器などを持ち出さなくても聴けるくらいの駆動時間がほしいところです。途中で充電せずに丸一日聴けることを考えると、8時間以上楽しめるモデルがおすすめです。

対応音声コーデック(音声伝送形式)で選ぶ

【エキスパートのコメント】

音声にこだわるなら対応音声コーデックは必ず確認!

Bluetoothスピーカーの音質は、実際に聴いてみて音を確かめるのが一番ですが、スペック面で重要なポイントの一つに「対応音声コーデック」があります。

音声コーデックとは音声をワイヤレスで伝送するための圧縮形式のこと。Bluetoothスピーカーはすべて「SBC」に対応していますが、より高音質な「AAC」にも対応しているモデルもあります。さらに「aptX」、それをさらに高音質化した「aptX HD」、そのほかにも「LDAC」といった音声コーデックがあります。aptX HDやLDACは対応する機器がまだ少ないのですが、対応するスマートフォンなどをお持ちの方はそのあたりもチェックしましょう。

ステレオ・360度など音の出方で選ぶ

BOSE(ボーズ)『SoundLink Revolve Bluetooth speaker』:

出典:Amazon

充電なしで長時間サウンドを楽しみたいなら、最大12時間の連続再生ができる「BOSE SoundLink Revolve Bluetooth speaker」が適している。

【エキスパートのコメント】

ライフスタイルに合わせて「タイプ」を選択

Bluetoothスピーカーには次の3つのタイプがあります。

モノラルタイプ……スピーカーを1つだけ搭載。
ステレオタイプ……スピーカーを2つ搭載。
360度タイプ……スピーカーを1つ搭載し周囲に音を拡散させる。

お風呂に入るときにゆっくり音楽を楽しみたいという人ならステレオタイプがおすすめですし、キッチンやリビングなどさまざまな場所に置いて、家事などをしつつ動きながら楽しみたいという人は360度タイプがおすすめです。

NFCや通話機能などその他機能で選ぶ

BOSE (ボーズ)『SoundLink Micro Bluetooth speaker』:

出典:Amazon

IPX7の防水設計のため、プールや水の中に落としても大丈夫です。また、シリコン素材で傷やほこりからも守ります。

Bluetoothスピーカーは、iPod touchやウォークマンなどの携帯音楽プレーヤーやパソコンなどとペアリング(接続)して音楽を再生したり、スマートフォンと接続してハンズフリーで通話をしたりするためのものです。スピーカーと端末の両方にプロファイルという共通の通信規格が搭載されているとペアリングが可能です。

【エキスパートのコメント】

自分にぴったりの搭載機能から選ぼう

Bluetoothスピーカーとスマートフォンなどとのペアリングは決して難しいものではありませんが、NFC搭載モデルなら、NFC(近距離無線通信)規格に対応しているスマートフォンをタッチするだけで、かんたんにペアリングを済ませられます。

また、マイクを内蔵するモデルなら、ハンズフリー通話も可能です。スマートフォンの音楽を聴いている最中に電話がかかってきたらそのまま通話したいという人は、ハンズフリー通話機能を搭載しているモデルを選びましょう。

スピーカーの性能も気にしてみよう

SONY(ソニー)『SRS-XB31』:

出典:Amazon

高音質デジタルアンプ「S-Master」と、音声を圧縮する際に失われてしまう高音域補完技術「DSEE」を搭載。

【エキスパートのコメント】

防水性能の高い製品は音が悪い、という話は昔からありますが、これはあながち根拠のない噂話というわけではありません。

防水性能を重視するもののなかには、スピーカーユニットは音質よりも防水性能が優先される傾向があります。とりわけ水漏れを徹底排除した小型サイズのBluetoothスピーカーなどでは、低音域の音が出にくかったりします。

最新モデルのなかにはしっかりした防水性能を保ちつつも、良質なサウンドを楽しませてくれる製品も登場してきましたが、それらはまだまだ少数派になります。

音質のためにも、防水性能の確保は必要最低限にとどめましょう。

IT・家電ジャーナリストからアドバイス
「音質」と「コスパ」に優れた製品を選ぼう!

【エキスパートのコメント】

スマートフォンなどの音楽を再生するスピーカーという観点だと重要なのは「音質」と「コストパフォーマンス」かと思います。しかし「防水Bluetoothスピーカー」となると、やはりまずは利用シーンを想定し、それに合う防水性能を選ぶのがポイントです。

積極的に海やプールなどアウトドアに持ち出して使ったり、お風呂の中で音楽を聴きたいといった場合には、IPX6やIPX7といった高い防水性能が必須になりますが、キッチンの近くに置いて聴くのが中心であれば、防滴性能でもじゅうぶんです。そのうえで、音質や機能などの面で絞り込んでいくといいでしょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)