タレントのマツコ・デラックスが27日、都内で行われたキリンビバレッジのコーヒー飲料ブランド『ファイア』CM発表会に出席した。

『ファイア』CM発表会に出席したマツコ・デラックス

キリンビバレッジは、コーヒーブランド「ファイア」から、冷たくても常温でもおいしく飲めるという大容量600mlのペットボトル商品『キリン ファイア ワンデイ ブラック』を4月2日より全国で新発売。それに伴い、同商品のCM「デカの登場」編を3月28日から放映が始まり、同商品のペットボトルとともにマツコ・デラックスが突如、東京の街に出現して新しいデカさとうまさに「おいしいじゃん」と納得する内容になっている。

この日のイベントでは、CMにも登場した東京の街をジオラマで再現してマツコ・デラックスが登場。「森ビルには感謝して欲しいわ。4棟も映っているわよ。ちょっと(お金を)貰おう」と相変わらずの毒舌で、「ジオラマにお金掛かっているんだから、その分ギャラに」と言いたい放題。気を取り直して通常のペットボトルよりも100ml多い同商品について「500と600の差は結構あるのよ。なかなかのことよ。同じ値段で買うなら絶対に600ml入っていた方がイイのよ!」とアピールした。

最近、CMのオファーが多数あるというマツコ・デラックス。自身曰く、2010~11年以来の第二次ブームらしく、「いただいたスポンサー様がどこも素晴らしい企業なので多くやっている印象に見えるのよ」と謙そんしつつ、「私もようやくオジ様がたから認めていただけたのかしら? うれしいですよ」と感謝の言葉を口にした。

また、先日引退を発表したイチローついても言及。「ほぼ同世代だけど、10代の頃から活躍しているイチローさんが野球人生としてピリオドを打ったわけじゃない。そう考えると、商品としてダメだったら自ら身を引かないといけないと思ったわ」と感じるものがあったそうで、「もったいないと言われる内が良いんじゃない? あのオカマまだいるのか! と言われる前に、パッと引退した方が格好良いよね」と自身の引き際の美学も。さらに、もうすぐ終わる平成について「私にとっては良いことしかなかったわよ。こんな訳の分からない人間にこうやって皆さんが集まってくれるんだから」と振り返り、「新しい時代になっても続くかね~? 頑張りますよ」と意欲を見せていた。