ソフトバンクは3月27日、同社の子会社で保育クラウドサービスを提供するhugmoと長野県と共同で、ICTを活用して保育園の業務効率化を目指す実証実験を、長野県内の保育園4カ所にて5月から8月まで実施すると発表した。

昨今の保育現場では人材不足により、保育士の業務負荷を軽減することが喫緊の課題になっており、今回の実証実験では、保育クラウドサービス「hugmo」を導入することで、効果的な運用方法や保育士の業務効率化、心理的負担の軽減などの検証を実施し、より良い子育て環境の整備を目指していく。

「hugmo」は、保育者と保護者間で、子どもの活動内容やお知らせなどの連絡を写真付きでリアルタイムに共有し、スマートフォンでいつでも簡単に閲覧できるというサービス。hugmoは今回、連絡帳サービス「hugnote」や、IoTを活用した午睡(昼寝)見守りサービス「hugsafety」など、hugmoのサービスの提供およびサポートを無償で行う。一方のソフトバンクは、保育園で利用するタブレットや通信ネットワークの提供を無償で実施する。

  • 「hugmo」イメージ

なお、長野県とソフトバンクは、「しあわせ信州」の実現に向け、長野県の地域活性化と県民サービスの向上に寄与することを目的とした包括連携協定を 2018年9月に締結。今回の実証実験はその一環として実施し、この結果をもとに2020年度をめどに「hugmo」の運用方法を長野県内の公立保育園に展開していくほか、私立保育園においても取り組みの参考となるよう、検証結果の有効活用を検討していく予定だ。