ソニー銀行は3月27日、外部サービス会社との連携を可能にするAPIの公開の対応に伴い、参照系APIの提供を開始した。

参照系APIを用いた「情報連携サービス」を利用して口座情報などを外部サービスと連携すると、利用客は同行の口座番号やログインパスワードなどの認証情報を外部サービス会社に提供することなく、外部サービスを通じて残高照会や取引明細の確認ができるようになるという。

利用時には同行の認証基盤(OAuth2.0に準拠)を用いて認証を行い、利用客自身が連携を認可することにより、連携が可能になるという。

なお、参照系APIを用いた連携の第1弾として、マネーフォワードの「マネーフォワード ME」「マネーフォワード クラウド」、NTT コミュニケーションズの金融機関向けアカウントアグリゲーションサービス「Agurippa」、個人向け自動家計簿管理サービス「Kakeibon」およびAgurippaを利用して提供されている他社サービスと公式に連携する。