望遠タイプ【コンデジ】おすすめ商品6選!|写真家/カメラ評論家の選び方

【この記事のエキスパート】

写真家、カメラ評論家:田中 希美男

写真家、カメラ評論家:田中 希美男

多摩美術大学付属多摩芸術学園・写真科卒業。撮影分野は、おもにクルマを中心に人、モノ、料理、風景、スナップ、ファッション、ドキュメントなど被写体を問わない。

ほかに、カメラ雑誌などに新型カメラやレンズのテストのレポート、撮影技法などの解説をする。


遠くの被写体を撮影したいときに大活躍する望遠機能を持つコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)。今回ご紹介するコンデジは、どれも広い範囲の画角をカバーする高倍率ズームレンズを内蔵し、軽量なスリム型のカメラボディが特徴のコンパクトカメラです。そこで、写真家/カメラ評論家・田中希美男さんに取材し、コンデジの選び方とおすすめ機種をまとめました。各機種の特徴などを確認して、自分にピッタリの機種を見つけてくださいね。

コンデジ(望遠)の選び方|写真家/カメラ評論家に聞く

写真家/カメラ評論家・田中希美男さんに、コンデジ(望遠)を選ぶときのポイントを4つ教えてもらいました。

幅広い画角はもちろん見た目や携帯性も確認

【エキスパートのコメント】

どれだけの望遠撮影ができるかもチェックポイントのひとつですが、あわせてカメラ本体のサイズや重さ、見た目の「カッコよさ」もチェックしましょう。

電源OFFにしたとき、つまりカメラをポケットに入れたりして持ち運びするときですが、どれくらいの薄さになるかも確認してください。出っ張りがなく薄いほど持ち運びしやすいからです。

キヤノン『PowerShot SX740 HS』:

出典:Amazon

コンパクトで出っ張りのないデザインなので、携帯性抜群。バッグの中に入れて、いつでも撮影が楽しめます。

液晶モニターの性能(自撮り・タッチパネル)で選ぶ

【エキスパートのコメント】

カメラ背面の液晶モニターはほとんどが3.0型のじゅうぶんな大きさがありますが、そのモニターの角度が自在に変えられるかどうかを確認しましょう。画面が180度回転できる機種なら、モニター画面を見ながら自撮り撮影も可能です。

また、タッチパネルの機能を備えていると、ピント合わせなどがとてもラクで便利なのでチェックしておきましょう。

電子ビューファインダーがあると便利

【エキスパートのコメント】

液晶モニターのほかに、電子ビューファインダー(EVF)を備えたカメラもあります。EVFがあると、明るい戸外での撮影で液晶モニターの画面が反射して見づらいときなども構図などをしっかり確認できます。

カメラ価格は少し高めになりますが、超望遠コンデジで明るい時間帯の屋外撮影をする場合はなにかと便利ですので、チェックしましょう。

手ぶれ補正の機能を備えたカメラを選ぶ

【エキスパートのコメント】

スリム型コンパクトカメラは小さく薄く軽くて持ち運びにはよいのですが、いざ写真を撮ろうとすると意外とぶれやすく、ピントも合わせにくいものです。有効な手ぶれ補正の機能を備えていれば、超望遠ズーミングしても画面が上下左右にぶれずしっかりと構図も決めやすくなります。

ここで紹介する5機種にはすべて手ぶれ補正の機能を備えている機種をおすすめとして挙げましたので、どれを選んでいただいても大丈夫です。

ソニー『Cyber-Shot DSC-HX99』:

出典:Amazon

手ぶれ補正機能が備わっていれば、コンパクトで軽量なコンデジでも超望遠撮影での手ぶれが軽減できます。

手ぶれ補正機能はこう使いこなそう

【エキスパートのコメント】

手ぶれ補正の機能はユーザーがON/OFFすることが可能ですが、三脚を使って長時間露光で撮影するとき以外はシャッタースピードにかかわらず常時ONで使ってください。「高速シャッタースピードで撮るから手ぶれの心配はない」とOFFにする必要はありません。

シャッターボタンを軽く半押しすれば、手ぶれ補正の機能が動作してモニター画面がぴたりと静止します。構図をしっかり決めるときにはシャッターボタンを軽く押しながらフレーミングするといいでしょう。いわゆる「イッキ押し」をしても手ぶれ補正は働きますが、あまりおすすめできません。シャッターは落ち着いてゆっくりと、が撮影の基本です。

使いやすくて魅力的な撮影機能を備えているか

【エキスパートのコメント】

いろいろなシーンを気軽に楽しく撮影することができる機能を持っているかどうかもチェックポイントです。たとえば一瞬の動きを確実にとらえることのできる高速連写の機能があると、スポーツ観戦や野鳥撮影に役立ちます。

カメラまかせのプログラムオート以外に、絞りやシャッタースピードを自分で選んで撮影できるモードが備わっていると便利です。動くものをシャッタースピードを遅くして撮ると、ぶれて動感が表現できますし、逆に高速シャッタースピードで写せば一瞬を静止させて表現できます。また、色調をあれこれ変えて自分なりの表現ができる自動撮影モードがあるかもチェックしておきましょう。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)