ルネサス エレクトロニクスは3月18日、完全集積型ハイブリッドデジタルDC/DC PMBus電源モジュール「ISL8280M(10A)」および「ISL8282M(15A)」、ならびにピン互換でそれぞれ10Aと15Aの出力電力を有するPMBusインタフェースを有さないアナログ電源モジュール「ISL8210M」と「ISL8212M」を発表した。

これら2シリーズ製品は、リモートセンシングでライン、負荷、温度に対して±1.5%の出力電圧精度を有しつつ、5Vから16.5Vシングルレール入力電圧と、0.5Vから5Vの出力電圧設定が可能。また、256種の出力電圧オプションを、単一のピンストラップレジスタのセッティングで設定できるほか、ハイブリッドデジタルモジュールは、SMBus/I2C/PMBus v1.3互換インタフェースを搭載し、最大1.25MHzの動作速度を実現している。さらに、300kHzから1MHzまでの7つの周波数オプションや、選択可能なPFM/軽負荷効率モード、電圧、温度、電流に対する包括的な保護機能なども備えている。

ハイブリッドデジタル電源モジュールは、12mm×11mmサイズのパッケージに電力密度115mA/mm2を備え、ピーク時の電力効率として最高95%を実現した完全シングルチャンネルの降圧型同期整流安定化電源で、各デバイスにはPWMコントローラ、MOSFET、インダクタを内蔵し、熱的に最適化された新たなGHDA(Grid High Density Array)集積型モジュールに集約されていることから、電源を設計する場合、これに入力と出力用のセラミックキャパシタを追加するだけで終えることができると同社では説明している。

  • ルネサスのハイブリッドデジタルDC/DC PMBus電源モジュール

    ルネサスのハイブリッドデジタルDC/DC PMBus電源モジュールのパッケージ概観