3月16から17日まで、代々木公園イベント広場にて「アイラブアイルランド・フェスティバル2019」が開催された。
本イベントは「セント・パトリックス・デー」を祝うもので、「緑色」のものを身につけるのがお約束。来場者はアイルランドの料理やビール、ウイスキーに舌鼓を打ちつつ、ステージで披露されたアイルランドの音楽やダンス、ラグビーコンテンツを楽しんだ。
「アイラブアイルランド・フェスティバル2019」は、アイルランドにキリスト教を広めた聖パトリックの功績をたたえるアイルランドの祝日「セント・パトリックス・デー」に合わせて、毎年代々木公園で行われているイベントで、今年で第6回を迎える。アイルランドのイメージカラーである「緑色」を身につけて参加するのが習わし。会場は緑色のハットやシャツを身につけた来場者で盛況を博していた。
ケルト音楽やアイリッシュダンスが披露されたほか、アイルランドの国技ともいえるラグビーコンテンツも充実。また、アイルランドのビールやウイスキーも販売されており、特にセント・パトリックス・デーにちなんだグリーンビールを多く人が楽しんでいた。また会場には福島の農業高校のみなさんも参加。忘れな草を来場者に配り、産業復興を目指す募金活動を行っていた。
野外ステージには、元ラグビー日本代表選手でラグビーW杯アンバサダーの大畑大介さんも出演。アジア初開催となるラグビーW杯2019をアピールするとともに、ラグビー初心者でも楽しめるラグビーの魅力を「やっぱり“音”ですね。人と人がぶつかるときの臨場感のある音はすごいですよ!」と伝えた。
会場にはアイルランドの方はもちろん、音楽好きやビール好きの方、さらに子ども連れも数多く来場。寒さを吹き飛ばす熱気で、年に一度のアイルランドのお祭りを楽しんでいた。