PayPayは3月15日、生鮮食品などを取り扱う金沢市最大規模の商店街「近江町市場」の約130店舗がスマートフォン決済サービス「PayPay」を3月28日から導入すると発表した。

この取り組みは、2018年10月に金沢市が策定した「新産業創出ビジョン」において、電子決済の普及を推進するという市の方針を受け、近江町市場商店街振興組合が中心となって「近江町市場」のキャッシュレス化を推進するもの。

PayPayではQRコードまたはバーコードで支払いができるが、近江市場では加盟店が提示したQRコードを利用者がアプリで読み取る「ユーザースキャン(スキャン支払い)」方式となる。

  • 「ユーザースキャン(スキャン支払い)」のイメージ

3月28日から30日までの3日間、対象店舗での買い物でスタンプを2つ集めるとくじが1回引ける「近江町市場×PayPay スタンプラリーキャンペーン」を実施する。同キャンペーンでは、「近江町市場」で使える最高2000円相当の割引券(商品代金の最大50%まで利用可能)が当たり、「PayPay」で決済する際に利用可能。