MicrosoftでVice Presidentを務めるMatt Barlow氏は3月12日(米国時間)、「Making the transition to Windows 10 and Office 365|Windows Experience Blog」において、2019年4月からWindows 7上でサポート終了が近づいている旨を知らせる通知が表示されるようになると伝えた。

通知には、Windows 7からWindows 10へアップグレードすることを推奨するメッセージが含まれると見られる。この通知はユーザーが希望すれば、一度表示された後に非表示にすることができると。

  • Making the transition to Windows 10 and Office 365|Windows Experience Blog

    Making the transition to Windows 10 and Office 365|Windows Experience Blog

Windows 7は2020日1月14日でサポートの終了が予定されている。今のところ、サポート延期に関する報道は行われておらず、スケジュールどおりにサポートが終了される見通し。2020年1月14日以降もサポートを希望する場合は有償サービスを購入する必要がある。

MicrosoftはWindows 7からWindows 10への移行を促しているが、2019年2月の時点でWindows 7のシェアは38.41%あると見られており、Windows 10に次いで2番目のシェアを持っている(Net Applications調査)。2019年2月のデスクトップOSのシェアの第3位はMac OS X 10.14だが、そのシェアは4.85%となっておりWindows 7と比較してもかなりの開きがある。

2020年1月までにWindows 7からほかのオペレーティングシステムへの移行が進むことが予想されるが劇的な変化は考えにくく、2020年1月以降はかなりの数のユーザーがサポートの終了したWindows 7を使い続けるものと見られる。