いいえ、海外へ行くときでも事前に現地時間にあわせる作業は必要ありません。ただし、『設定』→「一般」→「日付と時刻」にある「自動設定」スイッチと、『設定』→「一般」→「位置情報サービス」にある「位置情報サービス」スイッチがオンにされていることを確認しておきましょう。
これで目的地に到着してモバイル回線に接続するか、GPSと通信して位置情報を取得すれば、自動的に現地の時刻に修正されます。どのような手段でデータ通信するかの問題はさておき、"iPhoneが使える"場所であれば、地球上のどこへ行っても現在時刻や時間帯を気にする必要はありません。
なお、現地に到着してもモバイル回線に接続できなかったり、位置情報を取得できなかったりしたときは、現在時刻が更新されないため、日本を出発した状態のまま時を刻むことになります。航空機ではモバイル回線が使えませんし、すべての航空会社が機内Wi-Fiサービスを提供しているわけではないため、空の上も基本的には同じです。日付変更線を超えた途端に現在時刻が更新される、ということはありません。
それでも目的地の現在時刻を知りたいという場合には、『時計』アプリの「世界時計」タブを利用しましょう。東京(日本標準時)とあわせて目的の地域/都市名を検索して登録しておけば、機内モードであってもモバイル回線に接続できなくても現在時刻がわかるうえ、どれだけの時差があるか一目瞭然です。
自動設定にしたくない、あらかじめ現地の時間帯に設定しておきたいという場合には、『設定』→「一般」→「日付と時刻」にある「自動設定」スイッチをオフにしたうえで、「時間帯」をタップして目的地を検索しましょう。その地域の時間帯が選択され、ただちに現地の時刻に変更されます。
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「自動設定」にしておけば、時差を気にする必要はありません
