ヤフーは、プロモーション広告「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)」の新メニューとして、ウェブサイト上の行動履歴をもとに各ユーザーの好みや興味関心に合わせた広告クリエイティブを自動で生成し、配信することで高い広告効果を実現するレコメンド広告「動的ディスプレイ広告(Dynamic Ads for Display)」の提供を開始したと発表した。

「動的ディスプレイ広告」は、広告主のサイトにおける各ユーザーの行動履歴にもとづいて、パーソナライズされた広告クリエイティブを自動生成。行動履歴をもとにユーザーの興味関心を予測することで、サイト訪問者に対して興味関心に合った広告の配信が可能となる。

また、広告はパソコンやスマートフォンの掲載面にあわせた最適な形で表示され、例えば、複数の種類の商品を販売する小売店や、旅行会社、不動産会社などは、商品ごとにクリエイティブを用意する手間なく、よりユーザーの好みや興味関心に合った商品の広告配信が可能となるという。

  • 動的ディスプレイ広告の掲載イメージ

一部の広告主を対象に行った試験提供においては、通常のYDNのリターゲティング広告と比較して、クリック率はパソコンで約5倍(スマートフォンで約2倍)、コンバージョン率はパソコンで約4倍(スマートフォンで約2倍)と、効果を確認したという。

「動的ディスプレイ広告」の配信面は、Yahoo! JAPANのパソコン版およびスマートフォン版(アプリ・ブラウザー)のトップページのほか、各サービスページ(Yahoo!ニュース、Yahoo!天気・災害、Yahoo!路線情報など)や、提携パートナーサイト(外部ニュースサイトやエンタメ情報サイトなど)となる。