ガマンもせず、楽々と月1万円を貯める5つのテクニックをご紹介します。いずれも実行すれば月数千円以上節約できるものばかりです。

◆月1万円削ることができれば、人生が大きく変わる
来月から、毎月1万円の節約ができたとしたら、どうでしょうか。しかも、生活感覚はほとんどそのままで、あまりガマンもせずに毎月1万円が貯められるとしたら?

きっとあなたの人生は大きく変わるはずです。毎月1万円を残すことができれば年12万円貯まります。5年がんばれば60万円、10年で120万円です。10年貯められた人はおそらく毎月2万円の貯金にしたり、ボーナスから毎回6万円貯められるようになりますから積立ペースは2倍になります。20年後には360万円以上になるはずです。

今まで貯められなかった人は、貯金をできるようになるとそれが大きな自信となり、さらにお金を貯められるようになるものです。また、お金を貯められない、ということはストレスのひとつですが、そこから解放され心理的にも余裕が出てきます。プライベートや仕事にプラスになることも多いはずです。

といっても、月1万円貯めるためには、1日あたり330円くらいの節約が必要になりますから、なんとなく買い物を控えても貯められません。

ここでは、「削れないと思っている当たり前の出費」にメスを入れることで月1万円を貯めるヒントを紹介したいと思います。

5つの見直しをして、人生を変えてみてはどうでしょうか。

◆5つのキーワードを全部見直してみよう
◇見直し1:スマホ契約の変更~格安スマホ
家族がいて2契約以上ある場合、格安スマホの相談をしてみましょう。家族全員がひとつのプランに入って、データ通信量もシェアしてみると、驚くほど料金が下がることがあります。スマホ端末もSIMフリーのものを3年程度使えば通常の2年縛りの費用を下回ります。

イオン、mineo、IIJmio、LINEモバイルなど各社が格安スマホのサービスを競っていますが、家族でデータ通信量をシェアするプランをうまく活用すれば、簡単に月5000円以上は浮くはずです。うまくいけばここだけで月1万円ダウンが達成できるかもしれません。

◇見直し2:電力会社の変更~電力自由化
電力自由化がスタートしてずいぶん経ちましたが、まったくチェックしたことがない人はたくさんいるようです。電力自由化といっても、基本的な送電網を東京電力等が担い、新電力会社の発電不足が仮に生じた場合でも停電にならないよう配慮されています。電柱や電線を引き直すわけではないのです。

つまり個人にとっては新電力会社のプランが安くなるなら、サービスは変わらず値段だけ下がるということです。比較サイトで試算をしてみてください。きっと月1000円程度は下がると思います。もしかしたらもっとお得になるかもしれません。

◇見直し3:衛星放送やケーブルテレビの解約
最近はスマホやタブレットでアニメやドラマを見る人が増えています。Hulu、Netflixは月1000円程度ですし、dアニメストアなどでジャンルを絞れば月400円程度です。

これに対し、WOWOW、スカパー!、ケーブルテレビなどはプランにもよりますが月2000円~4000円くらいはかかります。もし、タブレットの視聴時間がテレビ画面で見る時間を逆転しているなら、衛星放送やケーブルテレビをあえて解約してみてはどうでしょうか。ほとんど困らないのではないかと思います。

◇見直し4:インターネットプロバイダーは解約する
自宅でパソコンを使わない人が増えています。パソコンでやる作業のほとんどはタブレットですむ、という人も多いはずです。電話回線を通じてインターネット接続しなくても、パソコンもスマホとつなげば(テザリング等)ネットが利用できます。スマホもLTE接続が普及し回線速度が早くなってきています。

そこで、電話回線を使ったインターネット接続を解約してみてはどうでしょうか。これでプロバイダーの料金が月数千円浮くことになります。固定電話も解約すればさらに月3000円ほど浮くことになります。

◇見直し5:コンビニ原則禁止令を出す
最後のダメ押しは「コンビニ原則禁止」です。飲み物やお菓子などは、スーパーやドラッグストア、おかしのまちおか(お菓子専門のディスカウントストア)で同じ商品を買えば、商品1つあたり数十円から50円くらい得になるはずです。毎日50円浮けば、これで月1500円になります。

◆うまくいけば何もガマンせずに月1万円が貯められる!
どうでしょうか。5つのキーワードのうち、3つでも実行できれば月1万円は浮いてくると思います。しかも、生活にマイナスの影響がないとすれば、何も苦労せずにお金だけが残るということになります。

5つのキーワードを聞いて「それは削れないよ!」と即答する人ほど、固定観念に囚われています。たとえばスマホの契約変更でも、電話番号は維持できますし、LINEやFacebookの引き継ぎさえきちんとできればほとんどの人のやりとりに困ることはないはずです。最近では当日機種変更も可能になっています。

今回の節約のポイントは「ガマンせずにお金を貯める」ということです。節約というとガマンすることだとばかり思い込んでいる人がいますが、これは大きな勘違いなのです。まず最初にチャレンジするべきは、何もガマンしていないのにお金が節約できる方法です。

一度騙されたと思って、5つのキーワードを実行してみてください。こんなに楽をして1万円も浮いていいのかな、と首をかしげてしまうかもしれませんよ。

文=山崎 俊輔(マネーガイド)