日本ヒューレット・パッカード(HPE)は、IoT/エッジコンピューティング専用コンピュータ「HPE Edgeline EL300コンバージドエッジシステム」を発表した。

  • HPE Edgeline EL300コンバージドエッジシステム

    HPE Edgeline EL300コンバージドエッジシステム

堅牢性にも優れ、-30°C~+70°Cの広い温度範囲で動作し、過酷な環境条件に耐える耐久性の高いファンレス設計を採用しており、組み込み用途に適しているという。

主な仕様は、CPUがIntel Core i5- 7300Uデュアルコア(2.6GHz)、組み込みI/Oは、1GbE Ethernet×2、1GbE専用管理ポート×1、RS232シリアルポート×1、USB3.0×2、USB2.0 ×1、SDカードスロット×1、アンテナポート×6、HDMI×1、DisplayPort×1、セルラー通信用ナノSIMスロット×1など。

ストレージは、M.2 2280/22110 PCIe NVMe SSD×1、M.2 2242/2280 SATA SSD×1、SFF SSDまたはM.2 2242/2280 SATA SSD ×1、SDカード×1。

最小サイズはW232×D100×H200、重量は4.91kg。

なお、近日発売の最新情報として、HPE Edgeline EL300が2基のCANバスドーターカードをサポートするという。また、新しい無線接続オプションがHPE Edgeline EL300.に追加され、デュアルナノSIMをサポートするSierra Wireless LTE M.2 3042モジュール(EM7565)をEL300に追加して、リモート接続を実現できるということだ。