楽天は2月4日、成果報酬型広告サービス「Rakuten Pasha(ラクテンパシャ)」を提供開始した。新サービスは、メーカーなどの各企業が実店舗における自社商品の販売促進を目的としたプロモーションを、スマートフォンサイト上で行うことができるという。

  • サービスの流れ

    サービスの流れ

新サービスにより、各企業は実店舗での商品購入を検討しているユーザーに商品と対象期間を記載した日替わりクーポン「トクダネ」を提供し、クーポンを取得したユーザーは該当商品購入後に商品情報が印字されたレシート画像を送付すると、どの店舗で購入しても「楽天スーパーポイント」を得られる。

主な特徴として、各企業が商品情報、プロモーションの予算額、ユーザーの1商品購入あたりのポイント付与上限額、クーポンの発行期間を設定することで、多様な店舗で販売する自社商品のプロモーションを実施できる点を挙げている。

また、購入ごとにポイントを付与する成果報酬型の広告サービスであるため、売り上げに連動した費用負担のみで手軽にO2O(Online to Offline)のポイントマーケティングを導入できる点もメリットとして挙げている。

さらに、簡単な設定のみでクーポン形式の広告配信から効果検証までを実行可能なため、商品の販売促進に必要なマーケティング施策を、短期間かつ手軽に実行できるという。

加えて、購買したユーザーの楽天IDに基づいた属性などのデータを分析することで、より高い精度で次回以降のマーケティング施策の見直しにつなげることもできるため、新商品の販売開始に加えて、定番商品の再購買促進など幅広いマーケティング活動において活用を可能としている。