シチズン時計のウオッチブランド「カンパノラ」から、ユニークなパーペチュアルカレンダーを備えた新作が登場する。カンパノラとしては13年ぶりとなるトノー型ケースを採用しているのも見どころのひとつだ。
カンパノラは「時を愉しむ、日常を愉しむ、個性を愉しむ」をテーマとし、先進の技術や伝統と匠の技を融合させた独創的な時計。今回の新モデルは、シルバー文字板・ステンレスバンドの「AG6250-50A」(税別380,000円)と、ブラック文字板・ワニ皮バンドの「AG6250-09E」(税別360,000円)というラインナップだ。
独特のパーペチュアルカレンダー(永久カレンダーとも呼ばれる)は、20世紀と21世紀を分かつ西暦2000年を軸として、200年分のカレンダーを持つ。2100年2月28日まで、うるう年などの月末カレンダー修正が不要だ。
年、月、日、曜日、さらに時、分、秒といった情報を、8本の針で表現。2時位置の「未来ボタン」を押せば2001年以降の100年、4時位置の「過去ボタン」を押せば2000年以前の100年について、各種の時間軸情報が得られる。
合わせて、時間軸の表示内容にマッチした針デザインもポイント。例えば、200年カレンダーのスパイラル表示を行う年針は、渦巻き星雲をモチーフとした個性的な形状となっている。
ケース素材はステンレススチールで、同じ構造だった2002年モデルよりも縦サイズを3.2mm小さくした。装着性を高めるとともに、立体的な曲面を複合させた一体感あるケースデザインになっている。また、カンパノラらしく、電気鍛造を用いた立体的な文字板も目を引く。
そのほか2モデル共通の仕様として、ケースサイズが横41.0×縦52.8×厚さ15.7mm(設計値)、風防が無反射コーティングのデュアル球面サファイアガラス、防水性能が日常生活防水。