バレーボール2018-19 V.LEAGUE DIVISION1 WOMENの久光製薬スプリングス対日立リヴァーレ戦が1月20日、佐賀県総合体育館で行われ、スプリングスがセットカウント3-2(23-25、25-17、23-25、25-15、15-12)で接戦をものにした。

現在、WESTERN CONFERENCEの首位をひた走るスプリングスだが、この日はリヴァーレのウイングスパイカー・長内美和子選手の強打に苦しめられた。第1セットは序盤から試合を優位に進めるも、中盤以降に徐々に点差を詰められる展開に。終盤に長内選手のアタックなどで逆転を許すと、盛り返せずにこのセットを落とす。

第2セットは大差で奪い返したが、続く第3セットも要所で長内選手や渡邊久惠選手に得点を決められ、崖っぷちに追い込まれる。だが、スプリングスはここから意地を見せる。第4セットを大差で取りイーブンとすると、最終セットはこの日、20得点をマークした長内選手を上回る24もの得点を挙げた石井優希選手らの活躍で、スプリングスが奪取。佐賀での今シーズン最終戦を見事な逆転勝利で飾った。

  • 20日の試合でチーム最多となる24得点を叩き出した石井優希選手

    20日の試合でチーム最多となる24得点を叩き出した石井優希選手(写真は対JTマーヴェラス戦より)

20日終了時点で、WESTERN CONFERENCEは久光製薬スプリングスが勝ち点39でトップに立っており、2位には同28でJTマーヴェラスが、3位には同27でトヨタ車体クインシーズがつけている。一方のEASTERN CONFERENCEは埼玉上尾メディックス(同22)が首位だが、4位の日立リヴァーレまでの勝ち点差はわずか「2」と、4チームによる混戦模様となっている。