販売、会計、人事給与などを管理する基幹業務システム「SMILE V(スマイル ブイ)」を提供するOSKと、情報漏洩対策やIT資産管理を支援するソリューション「MaLionCloud(マリオンクラウド)」を展開するインターコムがそれぞれの製品での連携を可能とする最新版の提供を17日より開始。2019年4月より施行される長時間労働を規制する労働関連法規の改正への対応を強めた。

  • 労務管理支援 - 「SMILE V」と「MaLionCloud」の連携ソリューション概念図 同社Webサイトより

    労務管理支援 - 「SMILE V」と「MaLionCloud」の連携ソリューション概念図 同社Webサイトより

  • 端末稼働状況レポート同社資料より

    端末稼働状況レポート同社資料より

今回の連携により、対応タイムレコーダーからの勤怠打刻データを自動で取り込み、クラウド上での36協定遵守のための過重労働の監視や管理等を効率的に行うことができるようになる。「SMILE V」の出退勤情報と「MaLionCloud」上でのPC稼動情報を融合させることが可能で使用状況のレポート、36協定上の残業超過状況をモニター、従業員に警告の通知や超過した場合のPCの強制シャットダウンと相互の連携が長時間残業など従業員の労働実態の監視体制を構築。違法な労働環境に陥るリスクを最小限に減らすことが期待できる。

なお、「SMILE V」と「MaLionCloud」の連携ソリューションを利用するには、「SMILE V 人事給与」のVer.1.30以降と「MaLionCloud」のVer.5.3以降が必要となる。