ソフトバンクは、横浜市と連携し、育児や介護、障がいなどの理由により、働く意欲や能力があっても長時間勤務や通勤が困難な人が、ICTを活用して自宅で短時間就業できる「ショートタイムテレワーク」の実証実験を2019年3月から開始すると発表した。

この実証実験は、横浜市と締結した「SDGs未来都市・横浜」の推進に関する包括連携協定の連携分野の一つである、女性が働きやすく活躍できるまちの実現に関する取り組みの一環として、横浜市と共同で実施するもの。ただし、今回の実証実験は女性に限定していない。

実証実験の期間は、2019年3月1日~8月31日。ソフトバンクのCSR部門(社会貢献部門)の業務において、一般事務、企画サポートや企画業務を週8時間程度する。参加人数は5人で、勤務場所は、自宅または汐見台福祉センター。

  • ショートタイムテレワーク概念図

実験では、取り組みのニーズや効果、実施における課題や改善点を抽出し、他企業や他自治体においても活用できる事例作りを目指す。