東急リバブルは、斬新なデジタルアートやソリューションを展開するチームラボと共同開発したAI技術を活用の間取図解析レコメンド機能を同社ホームページの物件検索サービスに導入、1月16日より運用を開始した。

開発した「間取図解析レコメンド」機能は、通常の3DKや4LDKといった通常検索によってユーザーが閲覧した間取りを分析、"リビングと一体で使える部屋"や"全部屋にバルコニーがある物件"など間取りの特徴を基にした物件をレコメンド表示する。

間取図解析レコメンドには、チームラボが培ってきた画像解析技術が使用されており、"2階リビング"、"ワイドスパン"、"2wayキッチン"、"全居室がリビングを経由する部屋"、"リビングと一体で使える部屋"、"全居室バルコニーあり"などユニークな特徴でデータを解析して表示している。

東急リバブルでは、2018年6月にWebページを大幅リニューアルして以来、検索物件とよく比較されている物件を表示する「AIレコメンド」、CGでリフォームイメージを表示する「CGリフォームイメージ」、公式キャラクターを使ったAIチャットボット「Myブルちゃん」などを導入しページの使い勝手向上を図っている。今回、通常の「AIレコメンド」に間取図解析機能が追加されることによって検索に間取りという新しい軸を提案し、より新しい物件にコミットする機会を増やす。同社では、今後、AIの精度を上げ解析できる特徴をさらに増やしていく予定だ。

  • 物件閲覧サイトでの検索結果例

    物件閲覧サイトでのレコメンド例(同社資料より)