アニメ「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」の第2章「II.lost butterfly」の一場面(C)TYPE-MOON・ufotable・FSNPC

 人気ゲーム「Fate」シリーズの劇場版アニメ「Fate/stay night[Heaven’s Feel]」の第2章「II .lost butterfly」(須藤友徳監督)が12日、新宿バルト9(東京都新宿区)ほかで公開される。ゲーム「Fate/stay night」には三つのルートがあり、その中で間桐桜がヒロインの通称・桜ルートを全3章でアニメ化。第2章は、主人公・衛宮士郎と桜の葛藤、心の動きが丁寧に描かれる。バーサーカーとセイバーオルタの肉弾戦、アーチャーの活躍など迫力のバトルシーンも見どころだ。

 「Fate/stay night」は、手にした者の願いをかなえるという聖杯を巡って、衛宮士郎らマスターがサーヴァントと共に戦いを繰り広げる……というストーリー。2004年にゲームが発売されてから約15年たち、息の長いコンテンツになっている。士郎のサーヴァント・セイバーの願いがテーマの[Fate](セイバールート)、士郎がひそかに憧れる同級生・遠坂凛がヒロインで、士郎が歩む道を描いた[Unlimited Blade Works](凛ルート)、[Heaven’s Feel](桜ルート)の三つのルートがある。

 第1章は、10年ぶりに冬木市で聖杯戦争が開戦。間桐家の当主・臓硯の参戦によって戦争がゆがみ、ねじれ、こじれる……という展開だった。正体不明の影が町でうごめき、マスターとサーヴァントが次々に倒れる。マスターとして参戦していた士郎も傷つき、サーヴァントのセイバーを失った。

 第2章では、士郎と桜の関係がより深掘りされ、二人の葛藤、心の動きが丁寧に描かれる。桜の隠されていた“真実”が徐々に明らかになり、はかなく美しいだけでなく、怖さ、不気味さも垣間見える。第1章で話題になった迫力のバトルシーンは第2章でも健在だ。アーチャーの活躍もファンにはうれしいところだろう。

 全3章ということもあり、最終章を残すのみ。原作ファンにはおなじみの衝撃的な展開がどのように映像化されるか楽しみだ。(小西鉄兵/MANTAN)