日本テラデータ 代表取締役社長 高橋倫二氏は、2019年の年頭所感を発表した。

新年おめでとうございます。


昨年は、ポストビッグデータ時代といわれ、ビッグデータを処理するテクノロジーの充実と、デジタライゼーションの進化を背景に、データドリブンな企業経営を目指す機運が一段と高まり、アナリティクス市場規模も呼応するように拡大した1年となりました。しかし、その一方で、企業内でアナリティクスをより一層普及させるためには、アナリティクスの複雑性、コスト、そしてリソース不足が大きな課題であることが認識されてきました。本年は、これらの課題を解決するため、単に「アナリティクスを導入すること」ではなく、意志決定者が「データからビジネスに必要な価値あるインテリジェンス、すなわち『答え』を得ること」にフォーカスし、先を見据えたアナリティクスへの投資を始める年になるでしょう。


テラデータは、昨年、約40年に渡る歴史の中で初めてブランドを刷新いたしました。弊社のミッションを「データの力でビジネスや人々の生活をより良くする」ことに据え、お客様そして社会に貢献していきます。


新たな年号が始まる本年は、新生テラデータとして初心にかえり、社員一丸となって精進いたします。弊社が新たに提唱する「パーベイシブ・データ・インテリジェンス」は、アナリティクスの新基準として、あらゆるデータを活用しビジネス課題解決に必要となる「答え」を大規模かつリアルタイムに導き出すことを目指します。パーベイシブ・データ・インテリジェンスを具現化することができる唯一のハイブリッド・クラウド・ソフトウェア製品「Teradata Vantage」と全世界で5,000名を超える「Teradata Consulting」のエキスパートが、先の様々な課題を解決し、クラウドそしてオンプレミス上であらゆるデータを活用し、お客様にとって重要なアナリティクスを実行することを可能とします。


テラデータは、クラウド・アナリティクス・ソフトウェアのリーディング・プロバイダーとしての知見と経験を生かし、お客様にとって価値ある「答え」を獲得するトラステッド・パートナーであり続けたいと考えております。