JPCERT コーディネーションセンター (JPCERT/CC)は1月4日、Adobe AcrobatおよびAdobe Acrobat Readerに複数の脆弱性が存在すると伝えた。この脆弱性を悪用したコンテンツを開いた場合、任意のコードが実行されるなどのおそれがあり、注意が必要。

セキュリティ脆弱性の情報は次のページにまとまっている。

脆弱性の影響を受けるとされるプロダクトは次のとおり。

  • Acrobat DC 2019.010.20064およびこれよりも前のバージョン (Windows版、macOS版)
  • Acrobat Reader DC 2019.010.20064 およびこれよりも前のバージョン (Windows版、macOS版)
  • Acrobat 2017 (Classic 2017) 2017.011.30110 およびこれよりも前のバージョン (Windows版、macOS版)
  • Acrobat Reader 2017 (Classic 2017) 2017.011.30110 およびこれよりも前のバージョン (Windows版、macOS版)
  • Acrobat DC (Classic 2015) 2015.006.30461 およびこれよりも前のバージョンs (Windows版、macOS版)
  • Acrobat Reader DC (Classic 2015) 2015.006.30461 およびこれよりも前のバージョン (Windows版、macOS版)
  • Security Bulletin for Adobe Acrobat and Reader|APSB19-02|Adobe Security Bulletin

    Security Bulletin for Adobe Acrobat and Reader | APSB19-02|Adobe Security Bulletin

アドビシステムズから、対象の脆弱性を修正したAdobe AcrobatおよびAdobe Acrobat Readerの最新版が提供されているので、対象のバージョンを利用している場合はバージョンアップすることが推奨される。