ホートンワークスジャパンの執行役員社長を務める廣川裕司氏は、2019年の年頭所感を発表した。

新年、明けましておめでとうございます。旧年中は大変お世話になり誠にありがとうございました。


一昨年に次世代データプラットフォームを提供するオープンソースソフトウェアの世界的リーダーであるホートンワークスの日本法人社長に就任以来、LINUX OSや JBossミドルウェア・ OpenStackなどに続く日本市場における「OSS第3の波」の展開に尽力してまいりました。



お陰様で、昨年 2018年も Hadoopなどを駆使した ”ビックデータ基盤Hortonworks Data Platform (HDP)" やNiFiなどを駆使した”IoT・DataFlow基盤Hortonworks DataFlow (HDF)”、 "サイバーセキュリティ脅威監視ソフトウェアHortonworks Cybersecurity Platform (HCP)" は日本市場でも大幅に採用が進み、加えて "オープンハイブリッドクラウドのデータ基盤を実現するHortonworks DataPlane Service (DPS) "の市場投入ができました。結果として、全世界市場はもとより、日本においてもソフトバンク様、 NTTグループ様、日産自動車様、三菱ふそう様、パーソルキャリア様などを始めとした多くのエンタープライズ企業のお客様に導入いただき、昨年は前年同期比で50%以上の事業成長を遂げることができました。さらに、従来のグローバルパートナー様に加え、12月に発表させて頂きました様に、サイオステクノロジー様、日本ビジネスシステムズ様などの日本OSS市場に精通したパートナーシップ構築もできました。


本年は、日本政府・経団連が牽引する、ビックデータ・ AI・ IoTを駆使した2020年の「ソサエティ 5.0: 超スマート社会」の実現に際し非常に重要な年となります。今まで以上に非常に早いスピードで、「あらゆるデータを駆使し新たな仕組みやビジネスが生まれる飛躍の年」になることは間違いありません。この飛躍の年に、クラウデラ社との統合を梃子に、日本中の官公庁・企業の客様に対して 世界最先端のオープンソース技術を駆使して「ビッグデータの基盤」「 IoT/Data Flowのデータ基盤」「 サイバーセキュリティのデータ基盤」などのソリューションを提案・提供し、皆様のデジタルトランスフォーメーションの加速と事業成長に貢献してゆく所存です。


「エッジから AIまで駆使する、ハイブリッドデータクラウドソリューションを 展開する」 世界のOSSデータプラットフォームリーダを標榜する、合併後の統合会社にご期待ください。


本年も何卒よろしくお願い申し上げます。