アイドルグループ・NEWSの加藤シゲアキが、フジテレビ系バラエティ番組『タイプライターズ~物書きの世界~』(来年1月5日10:25~11:50)で、注目の物書きを紹介する。

  • (左から)中村文則氏、鈴木晴香氏、又吉直樹、加藤シゲアキ、高山一実、羽田圭介氏=フジテレビ提供

新年最初の放送は、“2019年はこの本を読め”と題し、MCの又吉直樹、加藤らが、“イチ押し”する物書きを紹介。加藤は、脚本家であり作家の伊藤ちひろ氏の名前を挙げる。

伊藤氏は、高校生のときに小説家を目指すも挫折し、その後ボランティアで映画の美術・装飾スタッフとして働き、ドラマ『タスクフォース』で小道具スタッフとして参加した19歳のときに、監督の行定勲氏に見いだされて脚本を書き始めたという珍しい経歴の持ち主。今年、10年の歳月をかけた初の小説『ひとりぼっちじゃない』(KADOKAWA)を発表した。

この作品は、コミュニケーションがうまくとれない歯科医のゆがんだ日常と、狂気の恋情を描いたもので、加藤は、主人公が人間関係で葛藤する様が日記形式で描かれた作品に衝撃を受けたという。加藤自身も人見知りであることから、自意識にさいなまれた時期があり、人見知りならではの深い思いや悩みが描かれていることにとても共感したそうだ。“元人見知り”な伊藤氏だからこそ書けるものに期待したい、とエールを送る。

芥川賞作家の羽田圭介氏がイチ押しするのは、アイドルグループ・乃木坂46の高山一実。今年、アイドルを目指す女の子の10年間を描いた『トラペジウム』(KADOKAWA)で初の長編小説を発表した。大きな意味では同じ“アイドルで物書き”である加藤が、高山さんの作家デビューの経緯や執筆法、影響を受けた作家など、小説家である高山さんの頭の中をのぞき見し、さらには、アイドル兼作家ゆえの悩みや葛藤にまで話題は及ぶ。

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