お笑いコンビ・尼神インターの誠子が、女優の新川優愛とともに、テレビ朝日の単発ドラマ『ブスだってI LOVE YOU』(27日24:20~25:20 ※関東ローカル)で主演を務める。

異性に見向きもされなかった"ブス女"の誠子演じる川端湯菜乃。一方で、新川演じる町田美里は美人で常に周囲から優遇されがち。しかしある時、「ブサイクがモテて、美男美女がぞんざいに扱われる」価値観になった世界になってしまう。そのため、湯菜乃は絶世の美女扱いされ、美里はブス扱いされる。

誠子が、新川や2016年の「第29回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」準グランプリの俳優・岡田龍太郎との撮影裏話や、芸人として受けることも多い"ブスいじり"などについて語った。

  • 新川優愛、誠子

    左から新川優愛、誠子 -テレビ朝日提供

相方・渚の反応は「ぴったりやん」

――まず、ドラマ出演のオファーを聞いたときの感想をお聞かせください。しかも初主演です。

ドラマが本当に大好きなので、素直にうれしかったです。でも、「え、大丈夫? すごい攻めてるな」とも思いました(笑)。

――相方の渚さんの反応はいかがでしたか。

ドラマのタイトルだけを見て、「ぴったりやん」と言ってましたね(笑)。

――脚本を読まれての感想をお聞かせください。

私が美女役をやれることなんて、普通はないと思うんですよ。でもこの世界をつくってくれたおかげで美女役になれたので、すごいうれしいですし、感謝しています。現実世界では体験できない役なので、ありがたい脚本でした。

岡田龍太郎のキスシーンは「後悔しています(笑)」

――ドラマでは岡田龍太郎さんとのキスシーンもあるそうですね。実際にキスをされたのですか。

キスは本当にしました。良かったです。ただ、一発OKだったんですよ。わざとNG出しとけばよかったなと、後悔しています(笑)。

――バラエティ番組でも芸人さんが男性タレントとキスする流れがあったりしますが、それとはやはり違いましたか。

全然違いましたね。イケメン俳優さんとキスするのも初めてでした。シンプルにキスが上手でした(笑)。

――そして今作では新川優愛さんが誠子さんとのW主演を務めています。撮影での印象をお聞かせください。

ホンマに会うまでは「美人やからあんまりしゃべってくれないのかな」と思ったんですけど、現場ですごく話してくれますし、差し入れも一番食べるんですよ。私がドーナッツ差し入れたときも「めっちゃテンション上がる! これで頑張れる!」って。外見もかわいいし、「中身もかわいいのはやめてくれ。かなうところないやんけ」と思いました(笑)。粗探しをずっとしてたんですけど、本当に1個なくてビックリしました(笑)。めっちゃいい子です。

――ドラマの中では、整形手術を決意します。しかし誠子さん自身は、『リアルカイジGP』の事前番組(AbemaTV)で、全身美容整形のオファーを断っていました。そのときに「この顔でイジってもらえたからスゴイこの顔が好き」と言っていましたが、「顔が好き」と思えるようになったのはいつからですか。

芸人になってからですね。それまでは容姿はコンプレックスでしたが、芸人として生かせるようになってから好きになったという感じです。コンプレックスな時代もあったので、ドラマの役は心情的にすごく分かりましたね。