俳優の内藤剛志が、来年1月1日(23:25~24:25)に放送されるテレビ朝日系単発バラエティ番組『議事録まとめました。』で、今年亡くなった父への思いを語る。

  • 内藤剛志 -テレビ朝日提供

同番組で内藤は、元NHK解説副委員長でジャーナリストの鎌田靖氏とタッグを組み、地方自治体や企業などで行われている会議の議事録から面白ネタを探し出していく。劇団ひとり、古坂大魔王、カズレーザーの3人が注目の議事録をプレゼンし、鈴木杏樹と伊集院光がゲストとして登場する。

番組では、「客の心をつかむためのアイデアを検討する超人気ホテルチェーンの議事録」や、「大手回転寿司チェーンのドラマチックな新メニュー開発会議の議事録」などが取り上げられる。

収録を終え、内藤は「知らない世界に出会うことができて、ものすごく面白かったですね。議事録なんて普通なら絶対に読もうとは思わないけれど、今回、ひも解いてみて、いろいろな人の情熱が詰まっているんだなと改めてビックリしました」と感想をコメント。

そして「実は、今年10月に父を亡くしました」と明かし、「父は戦争も体験し、95歳まで生き抜きましたが、きっと父には父なりの95年間の議事録があったと思います。そんな父の人生を知りたいなと今、強く思っています。また、父の死をきっかけに、僕もまた生ある限り、頑張って生きていこうと思うことができました」と決意を新たにした。

それだけに、「2018年は忘れられない年ですね」という内藤。父はNHK大阪放送局の職員だったといい、元NHKの鎌田氏は「私自身も大阪時代が長かったので、不思議な“縁”を感じて、とてもうれしかったですね」と話していた。