グローバルウェイは12月25日、「クリエイティブ系職種の年収が高い企業ランキング」を発表した。同ランキングの調査対象は、『日経業界地図 2018年版』(日本経済新聞出版社)に記載があり、 2013年4月1日から2018年3月31日にかけて「キャリコネ」に「クリエイティブ系職種」のユーザーから給与明細投稿が10件以上ある企業を対象にしたもの。

同ランキングの平均年収はユーザーから寄せられた情報をもとに算出しており、 企業が発表している数値とは乖離がある場合がある。

第1位は、NHK(日本放送協会)(平均年収629万円) だった。同社は全国各地に放送局があるため、 記者、 ディレクターなどが全国で活躍しており、 住宅補助や特定日当などの諸手当が厚いという。

「転職を考えてみると、 あらためてここの報酬の高さに驚く。 他局と比べると低いという言い方もされていたが、 最近では差はあまりないのかもしれないとも思う」(制作ディレクター/30代前半男性/年収900万円/2011年度)といったクチコミが寄せられている。

第2位は、グリー(平均年収593万円)だった。同社は、 クリエイター育成に注力しており、 時差出勤などの福利厚生制度も手厚いという。「待遇も他の業界よりは高い水準であり、 賞与も毎年支給されています。 福利厚生は充実しています。 会社の近隣に住むだけで、 家賃補助、 新規携帯端末の補助として最新機種を購入、 チームとの交流を深めるための費用など、 多方面にわたって整備されています。 非常に勤めやすい環境かと思います」(ゲームプランナー/30代後半男性/年収680万円/2014年度)といったクチコミが寄せられている。

第3位は、サイバーエージェント(平均年収548万円)だった。新卒デザインコースでは能力別給与体系を導入し、 最低年俸は408万円となっている。

「報酬の水準は高いです。 入社時の上り幅も、 以後の推移も業界水準より良かったように感じます。 ただ、 『当たるプロジェクトに配属されているか』が大きく、 個人個人の能力値とは違った部分で評価されることの多い環境だと感じます。 (その状況に納得できる人であれば、 おすすめといえます)」(グラフィックデザイナー/20代後半男性/年収450万円/2012年度)といったクチコミが寄せられている。

  • クリエイティブ系職種の年収が高い企業ランキング 資料:グローバルウェイ