さくらインターネットは12月21日、学術情報ネットワーク「SINET」と同社の石狩データセンター(DC)間を100Gbpsの回線で接続する「SINET 10Gbpsプラス」を提供開始した。

  • 「SINET 10Gbpsプラス」の概要

    「SINET 10Gbpsプラス」の概要

SINETは、日本全国の大学、研究機関などの学術情報基盤として、情報・システム研究機構 国立情報学研究所が構築・運用を行う学術情報ネットワーク。

全国にネットワークの接続拠点を設置し、大学・研究機関などに対して先端的なネットワークを提供しているほか、国際的な先端研究プロジェクトで必要とされる国際間の研究情報流通を円滑に進められるように、多くの海外研究ネットワークとも相互接続している。

2016年4月からSINET5の運用が開始され、クラウドやセキュリティ、学術コンテンツを全国100Gネットワークで有機的につなぎ、800以上の大学などにハイレベルな学術情報基盤を提供している。

SINET 10Gbpsプラスは、SINETと同社のハウジングサービスを10Gbpsからの広帯域で接続するサービス。また、ユーザーのニーズに合わせて帯域を10Gbps単位で追加できる。同サービスにより、同社のハウジングサービスをSINETネットワークに高速で接続し、映像・画像処理、ハイパフォーマンス・コンピューティング用途などに活用を可能としている。