最新バージョンでは、対象OSをWindows 10だけでなく旧バージョンのWindows 7と8.1にも拡充したほかクライアントPCのグループ分け機能、作成したグループに管理者や申請者を指定する機能、クライアントPCから収集するイベントログに加え新たにイベントログの消去やシステム時刻の変更など、異常操作のログ収集機能が追加される。

  • 「ESS AdminControl for Client」の操作インターフェイスおよびレポート画面(同社資料より)

    「ESS AdminControl for Client」の操作インターフェイスおよびレポート画面(同社資料より)

「ESS AdminControl for Client」は、見落としがちなPCの"ローカル管理者アカウント"のログを収集することで違法な活動の早期発見、及び監視するソリューション。基本機能にはクライアントPCのローカル管理者アカウントのパスワードの一元管理や管理者アカウントのパスワードを定期的に変更する機能、Webベースのインターフェイスからの利用者へのワンタイムパスワードの提供。そして、クライアント端末からのログイン履歴収集、不正アクセスやローカル管理者アカウントの使用状況のレポート作成機能などがある。新バージョンでは、対象OSの拡充やグループ分け機能、異常操作のログ収集機能が追加されている。ライセンス価格は、EACC管理サーバーの台数やクライアントPCの台数によって異なるがEACC管理サーバー1台、クライアントPC 500台の場合、245万円(税別)。

  • 「ESS AdminControl for Client」<a href="https://www.et-x.jp/product/eacc/" target="_blank">Webサイト</a>

    「ESS AdminControl for Client」の仕組み 同社資料より