PHPデベロップメントチームは12月6日(米国時間)、先日公開した「PHP 7.3.0」を除くすべてのサポートバージョンに関して、脆弱性を修正したバージョンを公開した。同チームはすべてのユーザーに対して脆弱性が修正されたバージョンへアップグレードすることを推奨している。

今回リリースされたプロダクトおよびバージョンは次のとおり。

  • PHP: PHP 7.0.33 Released

    PHP: PHP 7.0.33 Released

それぞれのバージョンの最新版にアップグレードすることが推奨されているが、PHP 5.6系およびPHP 7.0系を使っている場合は注意が必要。PHP 5.6系およびPHP 7.0系は今回リリースされたPHP 5.6.39およびPHP 7.0.33が最終バージョンとされている。重大な脆弱性が発見された場合はリリースが行われる可能性があるとされているものの、基本的な今回のリリースが最後のバージョンになると見られている。

PHPデベロップメントチームはPHP 5.6系およびPHP 7.0系を使っているユーザーに対し、このタイミングでPHP 7.1系、PHP 7.2系、PHP 7.3系といった今後もサポートが提供されるバージョンに移行することを推奨している。